PGAツアー
米国男子
全米オープン
日程 2014年6月12日-6月15日賞金総額 ―
TV/ネット放送予定【舩越園子コラム】全米オープン、誰もが苦しみながら明日開幕
【舩越園子コラム】全米オープン、誰もが苦しみながら明日開幕
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時: 2014年6月11日 23時17分
「このチャンスを絶対にモノにしたい」
だが、パインハーストで99年大会(2位)にも05年大会(33位)にも出場してコースを知っているからと言って「それが必ずしも有利になるとは思わない」。
今大会ではコースが大幅に改修され、かつての深いラフは取り払われて、代わりに野生植物を植えた砂地が広がっている。入れたら出すだけだった粘っこいラフに比べれば、今大会の砂地は「10回中9回はグリーン近くまでもっていける」と、やや楽観視。とはいえ、「以前とは別モノのコース。過去の経験はさほど役には立たない」とミケルソンは言う。
さらに言えば、今季のミケルソンはゴルフそのものにおいて苦しんできた。故障や不調が続き、とりわけグリーン上で病んできた。2週前のメモリアル・トーナメントからはクロウグリップまで試し始め、今週もクロウグリップを「試すつもりではいる」。
だが、今のミケルソンが最も苦しんでいるのは技術面よりメンタル面だ。全米オープンを間近に控えた大事な時期にメモリアル・トーナメント会場内でFBIからインサイダー取り引きに関する事情聴取を受けたのは、まったく想定外の出来事だった。「やましいことは何もない」と胸を張ってみせたが、心が揺れなかったはずはない。
そして何より、全米オープン制覇をあまりにも長く深く夢見てきたせいで、「どうしても自分で自分にプレッシャーをかけてしまう」と、ミケルソンは言った。
だが、パインハーストで99年大会(2位)にも05年大会(33位)にも出場してコースを知っているからと言って「それが必ずしも有利になるとは思わない」。
今大会ではコースが大幅に改修され、かつての深いラフは取り払われて、代わりに野生植物を植えた砂地が広がっている。入れたら出すだけだった粘っこいラフに比べれば、今大会の砂地は「10回中9回はグリーン近くまでもっていける」と、やや楽観視。とはいえ、「以前とは別モノのコース。過去の経験はさほど役には立たない」とミケルソンは言う。
さらに言えば、今季のミケルソンはゴルフそのものにおいて苦しんできた。故障や不調が続き、とりわけグリーン上で病んできた。2週前のメモリアル・トーナメントからはクロウグリップまで試し始め、今週もクロウグリップを「試すつもりではいる」。
だが、今のミケルソンが最も苦しんでいるのは技術面よりメンタル面だ。全米オープンを間近に控えた大事な時期にメモリアル・トーナメント会場内でFBIからインサイダー取り引きに関する事情聴取を受けたのは、まったく想定外の出来事だった。「やましいことは何もない」と胸を張ってみせたが、心が揺れなかったはずはない。
そして何より、全米オープン制覇をあまりにも長く深く夢見てきたせいで、「どうしても自分で自分にプレッシャーをかけてしまう」と、ミケルソンは言った。