JLPGAツアー
国内女子
住友生命Vitalityレディス 東海クラシック
日程 2022年9月16日-9月18日賞金総額 ¥100,000,000
TV/ネット放送予定“負けず嫌い”が生んだルーキー連勝 尾関彩美悠は同期に先越され「悔しかった」
“負けず嫌い”が生んだルーキー連勝 尾関彩美悠は同期に先越され「悔しかった」
所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai
配信日時:2022年9月18日 09時29分
だが、吉田優利に首位タイに並ばれて迎えた後半10番ではいきなり3パット、11番では1メートルが入らずの連続ボギー。3打差をつけられ、一気に後退した。「差よりも自分のボギーに腹がたって(笑)。そこで吹っ切って残りのホールはできる限りのプレーをしようと頑張りました」。ここでスイッチが入る。
12番でバウンスバックを決めると、15番でも2メートルを決めて首位タイに。16番パー3では先に12メートルを決めてバーディとした吉田についていくかのように6メートルを決め、最終18番ではパーパットを残していた吉田より先に、1メートルのウイニングパットを沈めた。
「ほんとうに、うれしいです。ふふふ」。先週は“はんなり京女”が制したが、尾関もおっとりほんわか。どちらもあどけなさが残る19歳だが、その穏やかな口調とは裏腹に、尾関はかなりの“負けず嫌い”だ。
初めて最終日最終組入りを果たした6月の「宮里藍 サントリーレディス」ではスコアを落として8位タイでフィニッシュ。『同期のなかで一番最初に(レギュラーツアーで)優勝したい?』という質問に対して、「それは一番思います」と言葉を強めていた。そんななかでの川崎の優勝。この“一番になりたい”という強い思いと、悔しさが、尾関を発奮させた。
「この3日間を戦い抜いたと、自分に自信になります」。また新たなヒロインが誕生した。そしてひとこと。「来週からも切り替えて頑張りたいと思います」。負けず嫌いのルーキーは、すでに次。勝利にどん欲だ。(文・笠井あかり)
12番でバウンスバックを決めると、15番でも2メートルを決めて首位タイに。16番パー3では先に12メートルを決めてバーディとした吉田についていくかのように6メートルを決め、最終18番ではパーパットを残していた吉田より先に、1メートルのウイニングパットを沈めた。
「ほんとうに、うれしいです。ふふふ」。先週は“はんなり京女”が制したが、尾関もおっとりほんわか。どちらもあどけなさが残る19歳だが、その穏やかな口調とは裏腹に、尾関はかなりの“負けず嫌い”だ。
初めて最終日最終組入りを果たした6月の「宮里藍 サントリーレディス」ではスコアを落として8位タイでフィニッシュ。『同期のなかで一番最初に(レギュラーツアーで)優勝したい?』という質問に対して、「それは一番思います」と言葉を強めていた。そんななかでの川崎の優勝。この“一番になりたい”という強い思いと、悔しさが、尾関を発奮させた。
「この3日間を戦い抜いたと、自分に自信になります」。また新たなヒロインが誕生した。そしてひとこと。「来週からも切り替えて頑張りたいと思います」。負けず嫌いのルーキーは、すでに次。勝利にどん欲だ。(文・笠井あかり)
関連記事
住友生命Vitalityレディス 東海クラシック
日程 2022年9月16日-9月18日賞金総額 ¥100,000,000
住友生命Vitalityレディス 東海クラシックのニュース
- ドライビングコンテストでみせた岩井姉妹の“ファンを楽しませたい”気持ち【記者の目】
- 尾関彩美悠の“柔らかい背中”が生み出す強い球 度胸満点のパットはツアー4位相当の実力【辻にぃ見聞】
- 新作ウッド&シャフト変更の6本総取っ替え 尾関彩美悠「曲がりが減った」【勝者のギア】
- 吉田優利、今季5度目の2位に涙 「流れを掴んでいたつもりだったけど…」
- スミセイらしい試みで『ベテランにも注目』を! スイート10賞は有村智恵「話題もちきりで狙っていた」