【発表会潜入!キャスコ編(1)】ボール売り場に革命を！『KIRA』プロジェクションマッピング!?

　一昨年に話題をさらった“お助けウェッジ”『ドルフィンウェッジ』に続いて、『ドルフィンアイアン』を発表したキャスコ。8月某日に都内で展示会が開催され、新アイアンを見ようと会場の入口に近づいてみるとなにやら大きな球体が…。よく見てみると、中央に配置されたキャスコボールの代名詞『KIRA KLENOT』が光り輝いている。

　直径1mの展示物は、ゴルフ業界初のボールのプロジェクションマッピング。プロジェクションマッピングとは、CG映像をプロジェクタを使い建物や物体に映し出す“流行の技術”。駅舎や城の着せ替えで見せるイベントなどが各地で開催されているので見たことがある人も多いと思うが、その技法を用いて『KIRA KLENOT』訴求のために開発したのだという。

　約1分近くのCG映像が流れ始めると、中央に配置された“動かないボール”が刻々と表情を変え、アクションを見せ、初めて見たときは思わず足を止めてしまった。

　キャスコ広報担当によると、「豊富なカラーバリエーションという特徴と、ツアースペックの性能を備えている『KIRA KLENOT』を改めてゴルファーにわかってもらうために、今回の訴求方法を検討しました」とのこと。

　確かにボール売り場は商品解説POPなどは掲示されているが、おおむね“ただ箱が並んでいるだけのスペース”。ボールの知識がない人、ゴルフ初心者にとってはボール選びに難儀する。『KIRA』はギア知識を持っているゴルファーには性能の高さを評価されているが、知らない人は“単なるカラーボール”と通り過ぎてしまう場合も…。

　そこでインパクトのある展示物に流れるプロジェクションマッピング、最後にモニターに流れる“勝ち抜くためのカラーボール。KIRA KLENOT”という文字で、濃い印象を残そうとしているのだ。

　現在台数は2台。短い期間で店舗を渡り歩いていく予定なので、あなたの街のゴルフショップで出会うことがあるかもしれない。

　さて次は『ドルフィンアイアン』展示スペースへ一直線といきたいところだったが、途中のアパレル展示スペースでまた足が止まってしまった…（2へ続く）


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