ツアーで見つけた旬ギアネタ【ヤマハレディース 編】
ツアーで見つけた旬ギアネタ【ヤマハレディース 編】
配信日時: 2017年4月3日 06時27分
イ・ミニョンの日本ツアー初優勝で話題となった国内女子ツアー第5戦「ヤマハレディースオープン葛城」。現場で見つけたギアネタは?
●大山志保、一時的にピン『G』ドライバーに戻す
今季からヤマハと契約した大山志保。スポンサーの試合とあって、何が何でもヤマハのドライバーを使いたかったようだが、まだ調整に時間がかかっているようだ。プロアマまではヤマハ『RMX216』を使ったが、悩んだ結果4日間とも『G』を使用。最終日終了後記者からドライバーの調子を聞かれ、「まだまだ調整が必要です」と話していた。
それもそのはず、編集部の同じ計測条件下でピン『G』ドライバーの重心距離は40.3ミリとトップクラスに長いモデル。かたや、ヤマハ『RMX216』は28.4ミリとトップクラスに短い。同じ16年モデル同士のドライバーの中で重心距離が両極といえるのだ。昨今は460ccのデカヘッド全盛だが、同じデカヘッドでも重心距離を自在に変化させることができ、ヤマハは特につかまりの良さに定評があるモデルが多いのである。
この短い重心距離に対応するにはヘッドを開いた状態で構える、ボールを中よりに入れるなど自分で調整する方法もある。そして、開いて組み直したり、鉛などをトゥ側に貼る、もしくはシャフト先端の硬いシャフトなどドライバーの調整でどうにかする方法もあるが、ドライバーヘッドの重さやシャフトに敏感な大山の場合、調整に時間がかかるのは当然で、スポンサーの試合では「結果で応える」という苦渋の選択をしたようだ。
●大西葵、短尺パターはいい感じ
短尺パターで調子を落としていたため中尺パターを使用していた大西葵が「アクサレディス」から短尺に戻してパッティングが好調になったとか。大西は短尺に戻すつもりはなかったが、キャディにいわれて決断。ゴルフ5で買ったスコッティ・キャメロンのピンタイプを使用するとパット数が前週より10も減ったとか。
●渡邉彩香、プロトタイプの重心変更でショット好調に
今週からプロトタイプのドライバーの重心位置を変えた。ブリヂストンの関係者によれば「現在使っているプロトタイプのドライバーの重心位置が深めのヘッドから真ん中あたりのヘッドに変更しました。彼女は以前使用していたドライバーの時に吹き上がる感じがあったので、新しいプロトタイプに変えたのですが、深重心の物は最初の手応えこそ良かったものの、まだ上にあがる感じがありました。今週のヘッドではそれが解消されて前に行っている感じがします」とのこと。2位→6位タイ→2位と惜敗が続いているが、今週こそは持ち前の豪打を武器に優勝できるか!?
●キャロウェイ『GBBエピック』人気相変わらず
ヤマハレディースで上位に来た申ジエ、藤田さいきもキャロウェイ『GBBエピックスター』を使用。ツアー関係者の情報によると、申ジエは10ヤード近く飛距離が伸びているのだとか。
●大山志保、一時的にピン『G』ドライバーに戻す
今季からヤマハと契約した大山志保。スポンサーの試合とあって、何が何でもヤマハのドライバーを使いたかったようだが、まだ調整に時間がかかっているようだ。プロアマまではヤマハ『RMX216』を使ったが、悩んだ結果4日間とも『G』を使用。最終日終了後記者からドライバーの調子を聞かれ、「まだまだ調整が必要です」と話していた。
それもそのはず、編集部の同じ計測条件下でピン『G』ドライバーの重心距離は40.3ミリとトップクラスに長いモデル。かたや、ヤマハ『RMX216』は28.4ミリとトップクラスに短い。同じ16年モデル同士のドライバーの中で重心距離が両極といえるのだ。昨今は460ccのデカヘッド全盛だが、同じデカヘッドでも重心距離を自在に変化させることができ、ヤマハは特につかまりの良さに定評があるモデルが多いのである。
この短い重心距離に対応するにはヘッドを開いた状態で構える、ボールを中よりに入れるなど自分で調整する方法もある。そして、開いて組み直したり、鉛などをトゥ側に貼る、もしくはシャフト先端の硬いシャフトなどドライバーの調整でどうにかする方法もあるが、ドライバーヘッドの重さやシャフトに敏感な大山の場合、調整に時間がかかるのは当然で、スポンサーの試合では「結果で応える」という苦渋の選択をしたようだ。
●大西葵、短尺パターはいい感じ
短尺パターで調子を落としていたため中尺パターを使用していた大西葵が「アクサレディス」から短尺に戻してパッティングが好調になったとか。大西は短尺に戻すつもりはなかったが、キャディにいわれて決断。ゴルフ5で買ったスコッティ・キャメロンのピンタイプを使用するとパット数が前週より10も減ったとか。
●渡邉彩香、プロトタイプの重心変更でショット好調に
今週からプロトタイプのドライバーの重心位置を変えた。ブリヂストンの関係者によれば「現在使っているプロトタイプのドライバーの重心位置が深めのヘッドから真ん中あたりのヘッドに変更しました。彼女は以前使用していたドライバーの時に吹き上がる感じがあったので、新しいプロトタイプに変えたのですが、深重心の物は最初の手応えこそ良かったものの、まだ上にあがる感じがありました。今週のヘッドではそれが解消されて前に行っている感じがします」とのこと。2位→6位タイ→2位と惜敗が続いているが、今週こそは持ち前の豪打を武器に優勝できるか!?
●キャロウェイ『GBBエピック』人気相変わらず
ヤマハレディースで上位に来た申ジエ、藤田さいきもキャロウェイ『GBBエピックスター』を使用。ツアー関係者の情報によると、申ジエは10ヤード近く飛距離が伸びているのだとか。