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【発表会潜入!PING編(3)】PING EYE2形状を継承した『グライドウェッジ“Eye Sole”』

【発表会潜入!PING編(3)】PING EYE2形状を継承した『グライドウェッジ“Eye Sole”』

配信日時:2015年7月27日 19時04分

『PING Eye2』の機能を継承した『グライドウェッジ ES』(撮影・山代厚男)
『PING Eye2』の機能を継承した『グライドウェッジ ES』(撮影・山代厚男)
 最後にアイアン2機種に同時に発表されたのは現行モデル『グライドウェッジ』の新ソールVer.と『ケーデンスTR』新ヘッド3機種を紹介。『グライドウェッジ』は名器PING EYE2ウェッジに採用されている(1)テーパーホーゼル、(2)グースネック、(3)ソール形状が『グライド ES(Eye Sole)ウェッジ』として採用されたモデルだ。

 『グライドウェッジ』は、どんなライからでも対応可能な万能型のスタンダード・ソール(SS)、ダブり防止のやさしい幅広ソールのワイド・ソール(WS)、多彩な球が打てる上級者向けのシン・ソール(TS)の3モデルがラインナップされていたが、ここにバンカーからラクに脱出できるスクープ・ソール=“Eye Sole(ES)”が加わった。

 “ES”に採用されているテーパーホーゼルは“SS”に比べて先端部分が約11%細くなっており、砂の抵抗を最小限に抑えてくれる。そして砂に潜りすぎないスクープ・ソールにより、バンカーからラクに脱出できるというわけだ。アプローチ、バンカーが特に苦手な人は58度を“ES”、52度&56度を“WS”のウェッジ3本構成で組めば、ショートゲームがラクになるだろう。

 『ケーデンスTR』の新ヘッド3機種は、『ケーデンス TR Craz-e-r』『ケーデンス TR Ketsch Mid』『ケーデンス TR Piper T』。前者2機種は安定感を誇るマレットタイプで、日本限定モデルの“Piper T”は、“Piper”モデルに1本の長いサイトラインを加えたセミマレット型で、前田陽子が『iアイアン』と同時のを投入し優勝を果たした注目のモデルだ。

 ウッドに関しては『G30』シリーズが“屋台骨”となっているだけに新機種の登場はなかったが、従来のアイアンのラインナップが、アベレージとツアーモデルの2機種を“補完”し、バリエーションを増やしてきた戦略は、現状の好調さを表しているのだろう。昨年後半は国内ツアーの契約女子プロが大きく飛躍を遂げたが、今年も新ギアがプロの活躍を導くのだろうか。

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