【TANABEE試打番外編】ミズノ試打会で『JPX EIII』シリーズを試打
【TANABEE試打番外編】ミズノ試打会で『JPX EIII』シリーズを試打
配信日時: 2014年1月27日 04時59分
都内にある神宮外苑ゴルフ練習場で行われた『ミズノ JPX EIII』シリーズのデビューイベントを取材した際にFW(#3・15度)とUT(#3・19度)を試打してきました。計測に使用したのは弾道解析機「GC2」。練習ボールということで若干数値に補正が入っているようですが、この数値を基に試打インプレッションをしていきたいと思います。
『ミズノ JPX EIII ドライバー』の試打レポートはここからチェック!
以前、本家TANABEE試打の方で、『JPX EIII ドライバー』の試打インプレッションを配信しましたが、今回は同じシリーズのFWとUTになります。コンセプトとしては「HS34〜42m/sの熟練層がやさしく理想のドローボールが打てるクラブ」という点は共通しています。カップフェース構造と部分肉厚設計によるボール初速の向上に加えて、FWとUTはラフからでも抜けのいいラウンドソールが採用され、地面からでも打ちやすくドロー回転で飛ばせるクラブに仕上がっています。
まずFWの形状はオーソドックスな丸型。投影面積は大きめで安心感があり、シャローフェースなのでとてもボールを上げやすそうな印象を受けます。クラウンカラーはシリーズに共通するブルー。ソールカラーはブラックで綺麗なミラー仕上げになっています。かなり見た目にもこだわって開発されたクラブだと言えるでしょう。一方、UTは洋梨と丸の中間の形状で非常にシャープな印象。安心感のあるやや大きめなヘッドでターゲットに対して構えやすい形状になっています。
今回使用するシャフトはFWは「JPX EIII-F カーボンシャフト」(S・56g)、UTは「JPX EIII-H カーボンシャフト」(S・59g)でいずれも中調子系の純正シャフトでフレックスはSになっています。
まず打音ですが、FWとUTともに高めの金属音でしっかりしたはじきを感じさせます。ドロー回転のボールをコンセプトにするだけあり、どちらも非常につかまりが良いヘッドになっていますので、基本的にはドローからフック系の弾道になりました。長いクラブを持った時にスライス系のミスで飛距離をロスしやすい人などには心強い味方になるクラブだと思います。
それぞれの特色を挙げるなら、FWはまずボールが非常に上がりやすくなっています。スピンも入りやすくなっており、HSがあまり速くなくてもスピンの効いた高いボールを打つことができます。私のHSですと、スピンが多くなりすぎて飛距離をロスしてしまいしたが、それでも反発性能が高いので平均して240ヤード以上の飛距離が出ました。
一方でUTの特色を挙げるとすれば、FWと遜色ない飛距離性能にあります。今回計測した数値ではFWとUTはボール初速、スピン量、高さなど様々なカテゴリでほぼ同等の数値が出ました。重量や長さの関係で私にとって振りやすいスペックに近づいたことも要因としてはありますが、それでもUTで69m/s前後の数値をコンスタントに記録した反発性能の高さは驚異的。FWが苦手な人にとって、扱いやすく飛距離も出るこのUTは大きな武器になるでしょう。
いずれにしても、やさしくドロー系のボールで飛ばせるクラブであることは間違いありません。FWとUTの組み合わせや番手の組み合わせを工夫することでセカンドショット以降のプレーが非常に楽になるクラブだと言えるでしょう。
製品に関する詳細情報は公式HPを参照。
【FWの数値】
HS:49.4m/s ボール初速:69.2m/s スピン量:4915rpm 打ち出し角:11.9度
着地角:46度 最頂到達地点:38ヤード ミート率:1.40
キャリー:230ヤード トータル距離:246ヤード
【UTの数値】
HS:49.1m/s ボール初速:68.7m/s スピン量:5250rpm 打ち出し角:14.2度
着地角:50度 最頂到達地点:45ヤード ミート率:1.40
キャリー:227ヤード トータル距離:241ヤード
※練習ボールを使用したため、ボール初速が補正されています。
『ミズノ JPX EIII ドライバー』の試打レポートはここからチェック!
以前、本家TANABEE試打の方で、『JPX EIII ドライバー』の試打インプレッションを配信しましたが、今回は同じシリーズのFWとUTになります。コンセプトとしては「HS34〜42m/sの熟練層がやさしく理想のドローボールが打てるクラブ」という点は共通しています。カップフェース構造と部分肉厚設計によるボール初速の向上に加えて、FWとUTはラフからでも抜けのいいラウンドソールが採用され、地面からでも打ちやすくドロー回転で飛ばせるクラブに仕上がっています。
まずFWの形状はオーソドックスな丸型。投影面積は大きめで安心感があり、シャローフェースなのでとてもボールを上げやすそうな印象を受けます。クラウンカラーはシリーズに共通するブルー。ソールカラーはブラックで綺麗なミラー仕上げになっています。かなり見た目にもこだわって開発されたクラブだと言えるでしょう。一方、UTは洋梨と丸の中間の形状で非常にシャープな印象。安心感のあるやや大きめなヘッドでターゲットに対して構えやすい形状になっています。
今回使用するシャフトはFWは「JPX EIII-F カーボンシャフト」(S・56g)、UTは「JPX EIII-H カーボンシャフト」(S・59g)でいずれも中調子系の純正シャフトでフレックスはSになっています。
まず打音ですが、FWとUTともに高めの金属音でしっかりしたはじきを感じさせます。ドロー回転のボールをコンセプトにするだけあり、どちらも非常につかまりが良いヘッドになっていますので、基本的にはドローからフック系の弾道になりました。長いクラブを持った時にスライス系のミスで飛距離をロスしやすい人などには心強い味方になるクラブだと思います。
それぞれの特色を挙げるなら、FWはまずボールが非常に上がりやすくなっています。スピンも入りやすくなっており、HSがあまり速くなくてもスピンの効いた高いボールを打つことができます。私のHSですと、スピンが多くなりすぎて飛距離をロスしてしまいしたが、それでも反発性能が高いので平均して240ヤード以上の飛距離が出ました。
一方でUTの特色を挙げるとすれば、FWと遜色ない飛距離性能にあります。今回計測した数値ではFWとUTはボール初速、スピン量、高さなど様々なカテゴリでほぼ同等の数値が出ました。重量や長さの関係で私にとって振りやすいスペックに近づいたことも要因としてはありますが、それでもUTで69m/s前後の数値をコンスタントに記録した反発性能の高さは驚異的。FWが苦手な人にとって、扱いやすく飛距離も出るこのUTは大きな武器になるでしょう。
いずれにしても、やさしくドロー系のボールで飛ばせるクラブであることは間違いありません。FWとUTの組み合わせや番手の組み合わせを工夫することでセカンドショット以降のプレーが非常に楽になるクラブだと言えるでしょう。
製品に関する詳細情報は公式HPを参照。
【FWの数値】
HS:49.4m/s ボール初速:69.2m/s スピン量:4915rpm 打ち出し角:11.9度
着地角:46度 最頂到達地点:38ヤード ミート率:1.40
キャリー:230ヤード トータル距離:246ヤード
【UTの数値】
HS:49.1m/s ボール初速:68.7m/s スピン量:5250rpm 打ち出し角:14.2度
着地角:50度 最頂到達地点:45ヤード ミート率:1.40
キャリー:227ヤード トータル距離:241ヤード
※練習ボールを使用したため、ボール初速が補正されています。