“BRIDGESTONE GOLF”をフルラインナップで打ってみた!<1>【TANABEE試打番外編】
“BRIDGESTONE GOLF”をフルラインナップで打ってみた!<1>【TANABEE試打番外編】
配信日時: 2014年7月21日 06時08分
ブリヂストンスポーツが新ブランド「BRIDGESTONE GOLF(ブリヂストンゴルフ)」を発表しました。あらゆるゴルファーに“最高のゴルフ体験”をお届けすることを目指すブランドで、日本だけでなく世界で展開されるグローバルブランドです。
今回、17日(木)にブリヂストン スポーツさんが開催した「新商品商談会」及び「試打会」を取材してきましたので、番外編として「BRIDGESTONE GOLF」のニュークラブの試打インプレッションを発表したいと思います。
まず最初に手にしたのがアイアンです。新ブランドでは『J15CB』『J15DF』『J15DPF』の3機種がラインナップされていますが、簡単に商品説明をしていきたいと思います。
まず『J15CB』は伝統的な形状の軟鉄鍛造キャビティ、BSらしいコンパクトな顔と美しい形状が特徴的なアイアンです。『J15DF』は「ドライビングフォージド(DF)」の名前が示すように最大の特徴はその飛距離性能にあります。これは「TOURSTAGE X」のFWなどに使用された「アルティメット・ストロング・メタル」をフェースに採用して、高い反発性能を持たせています。
最後に最も特徴的なデザインになっているのが『J15DPF』。これはボディこそ軟鉄鍛造で作られていますが、バックフェースに「ターボラバー」をコンポジットすることで、ソフトなフィーリングと低重心・高慣性モーメントによる“安定性”を追求したモデルです。ヘッドサイズもやや大きめに設計されていて、新ブランド3機種の中でもっともやさしいモデルになっています。
今回は特に数値を計測しておりませんので、試打したフィーリングと実際の弾道をメインにレポートしていきましょう。
まず『J15CB』ですが、BSらしい柔らかい心地良い打感でした。ごくシンプルなモデルですが、言い方を変えれば“余分なもの”を加えない洗練されたクラブだと言ってよいでしょう。おそらく契約プロの多くが使用するのではないかと思います。今回は「DG S200」を装着したモデルを試打しましたが、非常にボールコントロールのしやすいアイアンに仕上がっていました。
次に『J15DF』ですが、これは対照的にやや硬い打感。その分、初速が『J15CB』よりも速くなっていて、やさしく飛距離を出せそうな印象です。ヘッドサイズは『J15CB』とほぼ同じで適度な操作性がありますが、こちらの方がつかまりの良いモデルになっています。シャフトに「N.S.PRO MORDUS3」が標準されている分、フェースの強い弾き感を感じやすいアイアンだと言えます。
最後に『J15DPF』。『J15CB』に近い鍛造のしっかりした打感に驚きました。想像と違いましたね。バックフェースの中央部を見るとソール側の中央付近にはターボラバーがコンポジットされておらず、しっかりした打感を残しつつ、ミスヒット時の衝撃軽減や低重心化を図っているのだと感じました。中・上級者でもこのモデルを好む人が多そうですね。大きめヘッドでつかまりも良く、幅広いレベルのプレーヤーが使用できるアイアンです。ちなみにシャフトは「N.S. PRO950GH」のSが標準装備されていますが、重めのカーボンシャフトなどを装着してみても面白いかもしれません。
まとめると、3機種それぞれが違うコンセプトで設計されていることが印象的でした。それでいて、レベル別に設計されているのではなく、アイアンに求める性能によって分けられている印象で、プロやパワーのある上級者でも『J15DF』や『J15DPF』を使用する可能性は十分にあるでしょう。そういう意味で、「多様なゴルファーひとりひとりに最高のゴルフ体験を」というコンセプトが生かせるというように感じました。
<2>ニューFW&UTの試打レポートはこちら
<3>ニュードライバーの試打レポートはこちら
今回、17日(木)にブリヂストン スポーツさんが開催した「新商品商談会」及び「試打会」を取材してきましたので、番外編として「BRIDGESTONE GOLF」のニュークラブの試打インプレッションを発表したいと思います。
まず最初に手にしたのがアイアンです。新ブランドでは『J15CB』『J15DF』『J15DPF』の3機種がラインナップされていますが、簡単に商品説明をしていきたいと思います。
まず『J15CB』は伝統的な形状の軟鉄鍛造キャビティ、BSらしいコンパクトな顔と美しい形状が特徴的なアイアンです。『J15DF』は「ドライビングフォージド(DF)」の名前が示すように最大の特徴はその飛距離性能にあります。これは「TOURSTAGE X」のFWなどに使用された「アルティメット・ストロング・メタル」をフェースに採用して、高い反発性能を持たせています。
最後に最も特徴的なデザインになっているのが『J15DPF』。これはボディこそ軟鉄鍛造で作られていますが、バックフェースに「ターボラバー」をコンポジットすることで、ソフトなフィーリングと低重心・高慣性モーメントによる“安定性”を追求したモデルです。ヘッドサイズもやや大きめに設計されていて、新ブランド3機種の中でもっともやさしいモデルになっています。
今回は特に数値を計測しておりませんので、試打したフィーリングと実際の弾道をメインにレポートしていきましょう。
まず『J15CB』ですが、BSらしい柔らかい心地良い打感でした。ごくシンプルなモデルですが、言い方を変えれば“余分なもの”を加えない洗練されたクラブだと言ってよいでしょう。おそらく契約プロの多くが使用するのではないかと思います。今回は「DG S200」を装着したモデルを試打しましたが、非常にボールコントロールのしやすいアイアンに仕上がっていました。
次に『J15DF』ですが、これは対照的にやや硬い打感。その分、初速が『J15CB』よりも速くなっていて、やさしく飛距離を出せそうな印象です。ヘッドサイズは『J15CB』とほぼ同じで適度な操作性がありますが、こちらの方がつかまりの良いモデルになっています。シャフトに「N.S.PRO MORDUS3」が標準されている分、フェースの強い弾き感を感じやすいアイアンだと言えます。
最後に『J15DPF』。『J15CB』に近い鍛造のしっかりした打感に驚きました。想像と違いましたね。バックフェースの中央部を見るとソール側の中央付近にはターボラバーがコンポジットされておらず、しっかりした打感を残しつつ、ミスヒット時の衝撃軽減や低重心化を図っているのだと感じました。中・上級者でもこのモデルを好む人が多そうですね。大きめヘッドでつかまりも良く、幅広いレベルのプレーヤーが使用できるアイアンです。ちなみにシャフトは「N.S. PRO950GH」のSが標準装備されていますが、重めのカーボンシャフトなどを装着してみても面白いかもしれません。
まとめると、3機種それぞれが違うコンセプトで設計されていることが印象的でした。それでいて、レベル別に設計されているのではなく、アイアンに求める性能によって分けられている印象で、プロやパワーのある上級者でも『J15DF』や『J15DPF』を使用する可能性は十分にあるでしょう。そういう意味で、「多様なゴルファーひとりひとりに最高のゴルフ体験を」というコンセプトが生かせるというように感じました。
<2>ニューFW&UTの試打レポートはこちら
<3>ニュードライバーの試打レポートはこちら