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【米国PGAショー 特派員現地レポ1】B・ワトソン、メジャー制覇の美技披露

【米国PGAショー 特派員現地レポ1】B・ワトソン、メジャー制覇の美技披露

配信日時:2017年1月25日 12時42分

世界最大のゴルフ用品ショーがいよいよ開催された
世界最大のゴルフ用品ショーがいよいよ開催された (撮影:福田文平)
 世界最大のゴルフ関連用品の展示会PGAショーに先駆け、恒例のデモデーが現地時間24日、オレンジカウンティー・ナショナル・ゴルフセンターで開催された。
 
 360度どこからでも打てる練習場と5面のパッティンググリーンに約120近くのゴルフクラブと関連メーカーが勢ぞろい。現地からALBA記者が、野外で実際にボールを打って体験できる全米最大のイベントをレポートする。

バッバ・ワトソンが、あのボール!?【舩越園子コラム】

 契約するピンゴルフのゲストとしてバッバ・ワトソンが登場。大勢の観衆が見守る中、インタビューを交えながら持ち前の豪快なショットでギャラリーを魅了した。飛ばし屋として知られるバッバだが、今年のセッティングでは3番アイアンを抜き、22度のユーティリティを入れている。これはここ数年でラフを深くするPGAツアーのコースセッティングに対応するためだという。このユーティリティで低い球、高い球、フック、スライスを打ち分けるテクニックも披露。中でもギャラリーを沸かせたのが、2012年に「マスターズ優勝を決めた1打」といわれるショットの再現だった。
 
 PWで放たれたボールは、まるでブーメランのような軌道を描き、約40ヤード以上右に曲がりながら落下。ありえない球の曲がり方にギャラリーからはバッバ、バッバの大声援。2012年のマスターズ10番ホール、ティショットを右の林に打ち込み絶体絶命のピンチからバーディを奪った超フックショットは、アメリカのゴルフファンの脳裏に深く刻み込まれているようだ。

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