【鹿又試打】“F”と“G” グローレ2機種が合うゴルファーって?
【鹿又試打】“F”と“G” グローレ2機種が合うゴルファーって?
配信日時: 2015年12月22日 10時24分
2014年10月に発売され、2015年シーズンも国内女子ツアー、PGAシニアツアーでモデル別使用率No.1を長らく獲得している『GLOIRE F(グローレF)』。1年前に市場投入された同モデルは真剣にゴルフに取り組むシニアに向けての“プレミアムアスリート”という新しいカテゴリーを創出し、名器と呼ばれた2012年発売・初代GLOIREから性能の高さよりブランド力を高めてきた。
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そして今年11月には“F”と並び立つライン『GLOIRE G(グローレG)』が登場。飛びとつかまりに特化したグローレモデルで“ヘッドスピードが遅め、飛距離が落ちてきたゴルファー”が性能を最大化できる設計がされているというが、両ヘッドの性能の違い、対象ゴルファーを明確にするべく、クラブフィッターの鹿又氏に試打をしてもらった!
【グローレF ドライバー(10点満点)】
理想HS 純正シャフトで〜40m/s(※40m/s以上はカスタムシャフト検討)
飛距離 10点
操作性 9点
方向安定性 9点
デザイン 10点
構えやすさ 9.5点
つかまり 9.5点
「Fに関しては“シニア、女子の両ツアー使用率=飛距離性能”が実証されていて、パフォーマンスの高いクラブとして必ず名前が挙がってくるクラブですね。ヘッドの性能がいいので女子プロ、シニアプロはシャフトを合わせればすぐ結果は出るはずです。ヘッドスピードで分ければ幅広いゴルファーに合うモデルですが、純正シャフトが合う人はヘッドスピード40m/sまでのゴルファーかなと思います。もともとが50歳以上を対象としているので純正のシャフトは“軽め、柔らかめ”の設定。40m/s以上のゴルファーはカスタムシャフトのチョイスすることを頭に入れてほしい。クラブを使いこなすカギですし、ヘッドの性能はハッキリしていますから合うシャフトなら最大飛距離を生み出せます」
【グローレG ドライバー(10点満点)】
理想HS 35〜37m/s
飛距離 10点
操作性 9点
方向安定性 10点
デザイン 10点
構えやすさ 9点
つかまり 10点
「Gはベストのパフォーマンスを発揮するのは35〜37m/sです。純正シャフトは小気味いいしなり感とスピード感で、球のつかまりを感じられるクラブです。(テーラーメイド史上最大となる幅14mm、深さ12mmのスピードポケット搭載。芯を外してもボールの初速減少を最低限に抑え、安定した飛距離を生み出してくれるという触れ込みだが)ヘッドの性能自体はグローレFよりもさらにつかまりがよくなっていますし、オフセンターヒットに強くなっている部分を感じますね。ヘッドスピードが40m/sに到達する人は『グローレF』にしてほしいと思いますが(39〜40m/sで)スライスが強めの人はこちらでもいいかもしれません」
鹿又芳典(かのまた・よしのり)/多くのゴルフ雑誌、メディアでクラブコーディネーターとして活躍中するカリスマフィッター。その年間試打本数は2,000本以上にも及ぶ。自ら競技ゴルファーであり、男子、女子プロ、ツアープロとも交流が深い
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そして今年11月には“F”と並び立つライン『GLOIRE G(グローレG)』が登場。飛びとつかまりに特化したグローレモデルで“ヘッドスピードが遅め、飛距離が落ちてきたゴルファー”が性能を最大化できる設計がされているというが、両ヘッドの性能の違い、対象ゴルファーを明確にするべく、クラブフィッターの鹿又氏に試打をしてもらった!
【グローレF ドライバー(10点満点)】
理想HS 純正シャフトで〜40m/s(※40m/s以上はカスタムシャフト検討)
飛距離 10点
操作性 9点
方向安定性 9点
デザイン 10点
構えやすさ 9.5点
つかまり 9.5点
「Fに関しては“シニア、女子の両ツアー使用率=飛距離性能”が実証されていて、パフォーマンスの高いクラブとして必ず名前が挙がってくるクラブですね。ヘッドの性能がいいので女子プロ、シニアプロはシャフトを合わせればすぐ結果は出るはずです。ヘッドスピードで分ければ幅広いゴルファーに合うモデルですが、純正シャフトが合う人はヘッドスピード40m/sまでのゴルファーかなと思います。もともとが50歳以上を対象としているので純正のシャフトは“軽め、柔らかめ”の設定。40m/s以上のゴルファーはカスタムシャフトのチョイスすることを頭に入れてほしい。クラブを使いこなすカギですし、ヘッドの性能はハッキリしていますから合うシャフトなら最大飛距離を生み出せます」
【グローレG ドライバー(10点満点)】
理想HS 35〜37m/s
飛距離 10点
操作性 9点
方向安定性 10点
デザイン 10点
構えやすさ 9点
つかまり 10点
「Gはベストのパフォーマンスを発揮するのは35〜37m/sです。純正シャフトは小気味いいしなり感とスピード感で、球のつかまりを感じられるクラブです。(テーラーメイド史上最大となる幅14mm、深さ12mmのスピードポケット搭載。芯を外してもボールの初速減少を最低限に抑え、安定した飛距離を生み出してくれるという触れ込みだが)ヘッドの性能自体はグローレFよりもさらにつかまりがよくなっていますし、オフセンターヒットに強くなっている部分を感じますね。ヘッドスピードが40m/sに到達する人は『グローレF』にしてほしいと思いますが(39〜40m/sで)スライスが強めの人はこちらでもいいかもしれません」
鹿又芳典(かのまた・よしのり)/多くのゴルフ雑誌、メディアでクラブコーディネーターとして活躍中するカリスマフィッター。その年間試打本数は2,000本以上にも及ぶ。自ら競技ゴルファーであり、男子、女子プロ、ツアープロとも交流が深い