最適シャフト×ヘッド1000パターンを“打たず”に? BSの新システムが“+10ヤード”を導く!【前編】
最適シャフト×ヘッド1000パターンを“打たず”に? BSの新システムが“+10ヤード”を導く!【前編】
配信日時: 2015年11月12日 03時59分
ブリヂストンスポーツが8月より、レッスン&フィッティングスタジオ「Bridgestone Golfer's Store(ブリヂストンゴルファーズストア ※東京、名古屋、大阪、福岡の4箇所に出店)」で展開を開始した独自の解析システム『スイングシミュレーションシステム』。
同社では新しいフィッティングシステムを作る過程で、多くのゴルファーのスイングパターンを計測したところ、スイングの軌道差(タメ)、シャフトのしなり戻りのタイミング、フェースローテーション、インパクト直前のフェース角、これらの4つの要素を分析することで、指紋のようなそれぞれに固有なスイング特徴を掴めることに着目。(株)ブリヂストンの中央研究所と5年以上の歳月をかけて共同研究した挙動解析技術を活用し、同社独自の『スイングシミュレーションシステム』を開発したのだという。
そこで “打たずとも『ブリヂストンゴルフ』ヘッド×カスタムシャフトの1000以上のパターンから最適な組み合わせを導き出してくれる”という触れ込みに興味を惹かれ、ALBA.netのアベレージゴルファーがフィッティングを受けるため東京・赤坂店(→フィッティングルームはこちら!)に来店した!
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【テスター/アベレージゴルファーK・40歳】
●ゴルフ暦:10年
●ヘッドスピード:44m/s
●平均飛距離:260ヤード
●悩み:昔はスライス一辺倒。現在は右プッシュ&チーピンと出球が散ることがしばしば
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まず、『スイングシミュレーションシステム』の特徴を東京・赤坂店のマスターフィッター・山形嘉彦氏に解説を受けると…
(1)スイング解析ソフト「M-Tracer」を使い、3球程度試打
(2)“現時点での”各ゴルファー固有のスイングを導き出す
(3)スイングデータをもとに仮想試打(50〜1000パターン以上)
(4)仮想試打したパターンすべての想定飛距離ほかデータ(スピン量、弾道予測)を一覧表示
(5)最適なヘッド&シャフトの組み合わせを絞り込む
という手順で、あくまで現状のスイングを変えずに最適な1本を導き出すというシステムだという。
まずKがエースドライバーに最も近いスペックのドライバーで3球試打を行うと…【HS:44.2m/s、キャリー:231.2ヤード、総距離:262.8ヤード(→<詳細な計測データはこちら>)】という結果に。スイング軌道は切り返しでのシャフトクロスが特徴として浮き彫りになり、バックスイングとダウンスイング軌道差は少なめ、フェースローテーションは多め、インパクト時のフェースアングルは若干閉じ気味など、固有の特徴をあらわにしたところ(<解析画面1><解析画面2><解析画面3><解析画面4><解析画面5>)で本日の主役『スイングシミュレーションシステム(→<モニター画面はこちら!>)』が登場した。
今回は100通りのヘッド×シャフトパターンで解析を開始したが、システムの説明を受けながら解析を待つこと5分程度で終了。あっという間に100パターンの試打結果がモニターに映し出された(→<試打結果><弾道予測>)。
計測数値だけでなく弾道予測もなされているので、単に飛距離だけを追い求めるだけでなく“スライスを抑えたい”“左をケアしたい”など理想の弾道を鑑みた上で絞り込んでいけるとのことで、Kの悩みを踏まえた上で選ばれたのは『BRIDEGESTONE GOLF J815ドライバー (15年) 』×『グラファイトデザイン Tour AD PT-6 X』の組み合わせ。
再度、実打で計測してみると、【HS:44.9m/s、キャリー:248.7ヤード、総距離:271.1ヤード(→<詳細計測データはこちら>)】と約10ヤードアップ。打ち出し角とバックスピン量が最適になったことでキャリーの数値は15ヤード以上伸びるという結果になった。ここまで所要は約30分程度。問診が5分、スイング解析が5〜10分、データ解析が5分、最適スペック絞込みが約10分で、最適な1本が見つかってしまった!
後編へ続く…
同社では新しいフィッティングシステムを作る過程で、多くのゴルファーのスイングパターンを計測したところ、スイングの軌道差(タメ)、シャフトのしなり戻りのタイミング、フェースローテーション、インパクト直前のフェース角、これらの4つの要素を分析することで、指紋のようなそれぞれに固有なスイング特徴を掴めることに着目。(株)ブリヂストンの中央研究所と5年以上の歳月をかけて共同研究した挙動解析技術を活用し、同社独自の『スイングシミュレーションシステム』を開発したのだという。
そこで “打たずとも『ブリヂストンゴルフ』ヘッド×カスタムシャフトの1000以上のパターンから最適な組み合わせを導き出してくれる”という触れ込みに興味を惹かれ、ALBA.netのアベレージゴルファーがフィッティングを受けるため東京・赤坂店(→フィッティングルームはこちら!)に来店した!
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【テスター/アベレージゴルファーK・40歳】
●ゴルフ暦:10年
●ヘッドスピード:44m/s
●平均飛距離:260ヤード
●悩み:昔はスライス一辺倒。現在は右プッシュ&チーピンと出球が散ることがしばしば
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まず、『スイングシミュレーションシステム』の特徴を東京・赤坂店のマスターフィッター・山形嘉彦氏に解説を受けると…
(1)スイング解析ソフト「M-Tracer」を使い、3球程度試打
(2)“現時点での”各ゴルファー固有のスイングを導き出す
(3)スイングデータをもとに仮想試打(50〜1000パターン以上)
(4)仮想試打したパターンすべての想定飛距離ほかデータ(スピン量、弾道予測)を一覧表示
(5)最適なヘッド&シャフトの組み合わせを絞り込む
という手順で、あくまで現状のスイングを変えずに最適な1本を導き出すというシステムだという。
まずKがエースドライバーに最も近いスペックのドライバーで3球試打を行うと…【HS:44.2m/s、キャリー:231.2ヤード、総距離:262.8ヤード(→<詳細な計測データはこちら>)】という結果に。スイング軌道は切り返しでのシャフトクロスが特徴として浮き彫りになり、バックスイングとダウンスイング軌道差は少なめ、フェースローテーションは多め、インパクト時のフェースアングルは若干閉じ気味など、固有の特徴をあらわにしたところ(<解析画面1><解析画面2><解析画面3><解析画面4><解析画面5>)で本日の主役『スイングシミュレーションシステム(→<モニター画面はこちら!>)』が登場した。
今回は100通りのヘッド×シャフトパターンで解析を開始したが、システムの説明を受けながら解析を待つこと5分程度で終了。あっという間に100パターンの試打結果がモニターに映し出された(→<試打結果><弾道予測>)。
計測数値だけでなく弾道予測もなされているので、単に飛距離だけを追い求めるだけでなく“スライスを抑えたい”“左をケアしたい”など理想の弾道を鑑みた上で絞り込んでいけるとのことで、Kの悩みを踏まえた上で選ばれたのは『BRIDEGESTONE GOLF J815ドライバー (15年) 』×『グラファイトデザイン Tour AD PT-6 X』の組み合わせ。
再度、実打で計測してみると、【HS:44.9m/s、キャリー:248.7ヤード、総距離:271.1ヤード(→<詳細計測データはこちら>)】と約10ヤードアップ。打ち出し角とバックスピン量が最適になったことでキャリーの数値は15ヤード以上伸びるという結果になった。ここまで所要は約30分程度。問診が5分、スイング解析が5〜10分、データ解析が5分、最適スペック絞込みが約10分で、最適な1本が見つかってしまった!
後編へ続く…