【ドバイゴルフ】ゴルフを終えた午後におススメ“デザートサファリ” 後編

　スリリングな砂丘のドライブを終え、日も暮れだした頃、ツアー参加者を乗せた四駆車はそのままキャンプサイトに移動する。ベドウィン（アラブの遊牧民）のキャンプを模したその場所では様々なアラビア文化を体験することができる。

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　代表的なものを紹介しよう。砂漠と聞いて“ラクダ”を連想する人は多いと思うが、もちろんキャメル（ラクダ）・ライドは人気のアクティビティだ。伏せたラクダに跨り、そのまま立ち上がった瞬間、景色が一変する。実際に乗ってみるとわかるが、想像以上の高さに驚くことだろう。騎乗している時間はわずか数分のことだが、幻想的なアラビアンナイトの世界を存分に感じることができる。

　また独特の香りが特徴的な“シーシャ（水タバコ）”もおススメのアクティビティだ。これは中東で開発された喫煙方式で、専用の香り付けがなされたタバコの葉を熱し、そこから出た煙をビンの中の水を通して吸うものだ。通常のタバコとは違うフルーティな香りや甘い香りを楽しむことができる。星空の広がる砂漠の夜にシーシャを吸いながら談笑する。そんなベドウィンの生活を体験してみるのも一興だ。

　一通りのアクティビティを終えた頃には、ディナーが準備されている。主なメニューはラムや鶏などの肉料理で、ベドウィンのバーベキューと同じ方式で調理されている。香辛料の効いたアラビア料理に舌鼓を打っていると、続けて踊り子による妖艶なベリーダンスがスタート。軽快な民族音楽にのった激しいダンスを披露してくれる。実はベリーダンス自体はアラビアの伝統芸能というわけではないのだが、日本人にとっては最も異国情緒を感じさせる瞬間でもある。

　以上でオプショナルツアーは終了。四駆車でマイクロバスの駐車されている場所に戻り、ホテルへの帰路につき、21時30分〜22時には到着する。季節によっては砂漠で一夜を明かすプランもあるので、よりアラビアンナイトを満喫したい人には、それもおススメだ。

　高層ビルが立ち並び近未来都市をイメージさせるドバイ。しかし少し車を走らせればアラビアンリゾートを感じさせるスポットが山のように存在している。中でもドバイのイメージを一変させる砂漠での非日常体験の連続はぜひとも一度体験してほしい。

　ドバイでの観光に関する相談は「ドバイ政府観光・商務局」まで。

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