松山英樹のスマッシュファクターは「1.451」で201位タイ。なんと、1位は谷原秀人だ!
つまりは、ミート率がさほど高くないのでは? ということになる。PGAツアーの公式データには、「スマッシュファクター=ミート率」が開示されている。
公式データは弾道計測器「トラックマン」の数字が元になっており、レーダー追尾で計測するため、ボール初速は正しいと思われる。そのボール初速とヘッドスピードを割った数字がスマッシュファクター、つまりミート率になる。
ラウンド消化数は少ないものの、今季の現時点でのミート率1位は谷原秀人。数字は「1.508」を記録している。ところが、松山英樹はというと、「1.451」しか出てない。ヘッドスピードが2.5m/sも上がっているのに、ボール初速が出ていないということになる。
この辺りの疑問について、全米オープンで谷原秀人のキャディを務めた谷口拓也プロ(以下、タニタク)の帰国を待って直撃してみた。