ドライバーシャフトを軽量60g台に!昨年から30g↓
以前の記事、『石川遼の経緯に見る“ドライバーシャフト重量”の選び方』では、昨年使用していた90g台のドライバーシャフトを70g台にしたことを紹介したが「RIZAP KBCオーガスタ」では『TOUR AD TP 6X』を使用していた。
『TOUR AD TP』は、まだ発表・発売されていないグラファイトデザイン社の新モデルだ。7月の「日本プロ選手権 日清カップヌードル杯」では、同社の『TOUR AD DI』の70g台のシャフトを使用していたが、さらに10g軽くなった格好だ。
『TOUR AD DI』は、タイガー・ウッズや松山英樹など多くのトップ選手が愛用し、『TOUR AD PT』と並んで、プロの使用率が非常に高い、グラファイトデザイン社の名作シャフトだ。素直な挙動で知られる『PT』に対して『DI』は先端剛性が高く、余計な動きをしないところがプロに好まれているようだ。
薗田峻輔らを指導し、長年グラファイトデザインのシャフトを愛用している石井忍プロによれば「『DI』の操作性の良さを残しながら、中間から先端部へのテーパー感を活かして、シャフトが仕事をしてくれるのを感じる、弾き系シャフトです」。
しっかり目のシャフトではあるので、少しスペックダウンして使うと、いい結果が出やすいというアドバイスをもらった。石川遼が60g台にしたのも、新シャフトとの相性を考慮してのことなのかもしれない。
