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狙い方 実例集
左ドッグレッグPar5のティショット 狙いは左右どちらのサイドか?【狙い方実例集】
パー5のドッグレッグは、ティショットの狙い方がスコアに影響しやすいホール。視覚的には左サイドを狙いたくなるが、そこに落とし穴がある。
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時:2023年11月24日 09時59分
左ドッグレッグの場合、ティーイングエリアに立つと最短ルートの左コーナーが気になります。でも、それは設計者の罠。パー5の左ドッグレッグは曲がり角までの距離が遠いので、左サイドを狙ってしまうと2打目が狙いにくくなります。
パー4の左ドッグレッグであればショートカットもありですが、パー5の左ドッグレッグはフェアウェイの右サイドを攻めるのがセオリーです。
右サイドを狙うときの基本は右サイドに立って、ストレートボールを狙うこと。ただし、ティーイングエリアにも罠があり、ティマークの真ん中に構えてしまうと実は左サイドを向いているケースが多い。だからティマークではなく、ティーイングエリア全体を見ながら、右サイドを狙えるポジションでアドレスすることがポイントです。
今野康晴
いまの・やすはる/1973年生まれ。日本ツアー通算7勝をマークし、2005年には賞金ランキング2位に。戦略的なゴルフでマネジメント術に長けた選手として活躍。現在は若手選手の指導も行う
杉澤伸章
すぎさわ・のぶあき/1975年生まれ。2002年から丸山茂樹の専属キャディとしてPGAツアーに参戦。宮里優作の初優勝時のキャディをつとめ、現在もスポット参戦で岩﨑亜久竜などとコンビを組む
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