プロも認める「美しい弾道」を生み出す、宮里優作の最新セッティングに注目
text by Kazuhiro Koyama
配信日時: 2017年5月8日 10時20分
宮里優作、晩成を感じさせる中日クラウンズ優勝
アマチュア時代はタイトルを総なめにし、プロのトーナメントでも活躍していた宮里優作。早熟の才能を発揮していた彼だが、本当は大器晩成型なのではないだろうか。そんな思いを抱かせる中日クラウンズでの見事な優勝だった。
ツアーでは誰もが認めるショットのキレを持ち、パーオン率やドライバーの正確性を示すトータルドライビングなど、ショット力を示すスタッツでは常に上位にランクインする。そして、何よりも数字には表れない、放たれる弾道の美しさをもった魅力あるプロゴルファーだ。
ツアーでは誰もが認めるショットのキレを持ち、パーオン率やドライバーの正確性を示すトータルドライビングなど、ショット力を示すスタッツでは常に上位にランクインする。そして、何よりも数字には表れない、放たれる弾道の美しさをもった魅力あるプロゴルファーだ。
劇的なチップインで初優勝をあげた、2013年の日本シリーズを覚えているファンは多いだろう。あれから、すでに4勝。卓越したショット力に円熟したコースマネージメントが加わり、今季も賞金王の有力候補だ。
敢えて傾向をあげれば、やはり、アマチュア時代から使い慣れてきたブリヂストンのクラブを選ぶことが多いようだ。フリーという、どのメーカーのクラブも選べる立場にあって、フラットな視点で各モデルを選んだとき、宮里のフィーリングに合うのは、やはり、長年慣れ親しんできたブリヂストンのクラブなのかもしれない。