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石川遼に何が起こっているのか、加瀬秀樹はこう見る

2017年11月14日12時14分

石川遼、戦いの中で理想のスイングを追及していく

 

石川遼、戦いの中で理想のスイングを追及していく(撮影:佐々木啓)

戦いの中でのスイング改造はやはり難しいのか。石川遼は先週開催された「三井住友VISA太平洋マスターズ」において、国内ツアーでは自己ワーストとなる5戦連続での予選落ちに終わった。同大会は石川が2010年と12年に2度制した相性のいい大会。そこで、2日間トータル8オーバー79位と最下位に近い位置で予選落ちを喫してしまった。同大会ではテレビ解説を務め、練習場で石川の目の前に立ってスイングを見た加瀬秀樹に話を聞いた。

【スイング連続】石川遼が語る理想のスイング 自身の10年間を紐解く

国内ツアー通算4勝を誇り、97年に米ツアー挑戦経験がある加瀬。日本ツアーに復帰した10月の「日本オープン」で石川のスイングを見たときは「衝撃的だった」と振り返る。その時点では「ものすごいフックを打っているのに驚いた。目標に対して右を向いて構え、強いフックボールを打っていた」。加瀬がこれまで見てきた石川のスイングからはガラっと変わっていたという。

石川自身、ドローボールを重点的に練習していると話していた。太平洋マスターズでは他の試合同様、2日目の10番(パー4)でドライバーでのティショットがプッシュアウトし、林の中のラテラルウォーターハザードに入ってダブルボギーを叩くなど、ティショットのミスからスコアを崩す場面が目立った。初日の6番(パー5)では左の林に入れてダブルボギーにするなど、ティショットが右へ左へ曲がり、非常に不安定な状態だった。初日の1番では、フェアウェイからの2打目のアイアンショットが大きくグリーンを外すなどショット全般で安定感がなく、予選ラウンド2日間で石川はフェアウェイキープ率が28.57%で81人中78位タイ、パーオン率にいたっては38.89%で81位と最下位だった。

加瀬は「スイングプレーンはキレイですが、目標に対してインサイドアウトになってしまっている。だからプッシュするし、左にも出る」と分析。少しでもインパクトのタイミングが遅くなればプッシュ。ダウンスイングで下半身が止まればフェースが閉じて引っ掛け。フェースの開閉や手首の動きを抑えるといった石川にとって安定感を増そうとしている新しい動きが、まだ体になじんでおらず、インパクトが安定していない。

また、アドレスも「おかしくなっている」と話す。「アドレスの向きとボールを飛ばしたい方向への目線が合っていないと思う。打つ場所が一緒の練習場では良くなってくるだろうけど、コースで結果が出ていないのはそれが原因の1つでは」と指摘する。打つ前から、石川のスイングには狂いが生じてしまっているようだ。

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