住友ゴム工業がダンロップスポーツを吸収合併 松山英樹との契約やゼクシオの今後に影響は?
住友ゴム工業がダンロップスポーツを吸収合併 松山英樹との契約やゼクシオの今後に影響は?
配信日時: 2017年8月29日 10時25分
ゼクシオやスリクソン、クリーブランドゴルフなどゴルファーになじみの深い有名ブランドを展開するダンロップスポーツ、海外での「ダンロップ」ブランドのスポーツ用品事業とライセンス事業を行うダンロップインターナショナルの両社が、親会社である住友ゴム工業に吸収合併される事が発表された。
発表では住友ゴム工業は2017年12月28日をもってダンロップスポーツ及びダンロップインターナショナルを完全子会社化したうえで、18年1月1日をもって両社を合併するという。これらスポーツ事業の統合により、住友ゴム工業が持つ資金力や経営資源を活かすとともに、ダンロップスポーツのスポーツ事業に精通した人材と経営資源をより活用できるという。
「ゼクシオ」、「スリクソン」、「クリーブランドゴルフ」といった既存ブランドはもちろんだが、全世界で展開が可能となった「ダンロップ」ブランドも加え、住友ゴム工業の経営資源を生かして業界内のプレゼンスをさらに高めていく狙いだという。
ダンロップスポーツ広報部に聞いてみると、「(今後に次期ゼクシオブランド発表が予想される時期で何が意図があるか?)このタイミングで合併を行うことに特に意味はないです。昨年から検討されていたことで、来年から行われますので。(国内販売が多少苦しんでいる部分もあるが?)2017年1〜6月までの上期は対前年比が微減でした(1%減、362億円。海外販売が好調で経費減少により営業収益は増益)。特に問題はないと思います。特に合併によってのリストラはないと発表されていますし、販売店などもそのまま生かされます。統合してもっと効率良く経営資源を生かしたいという意図もあります。基礎研究などで住友ゴムの資源を十分に使われることになると思いますので、今後の展開に期待できます。スポーツ事業は住友ゴム工業の約10%の事業規模がありますので、非常にスポーツは重要な部門ということもあり、今回の動きにつながったと思います」と回答した。
ダンロップスポーツは2003年に住友ゴムのスポーツ事業部門が分社独立し、06年には東証一部へ上場を果たした会社。今回の吸収合併で“元サヤ”に戻ることになるのだが、今後のゴルフブランド展開や松山英樹といったプロゴルファーの契約には何らかの影響がでるのだろうか? 続報は8月31日の記者会見後にてレポートしたい。
発表では住友ゴム工業は2017年12月28日をもってダンロップスポーツ及びダンロップインターナショナルを完全子会社化したうえで、18年1月1日をもって両社を合併するという。これらスポーツ事業の統合により、住友ゴム工業が持つ資金力や経営資源を活かすとともに、ダンロップスポーツのスポーツ事業に精通した人材と経営資源をより活用できるという。
「ゼクシオ」、「スリクソン」、「クリーブランドゴルフ」といった既存ブランドはもちろんだが、全世界で展開が可能となった「ダンロップ」ブランドも加え、住友ゴム工業の経営資源を生かして業界内のプレゼンスをさらに高めていく狙いだという。
ダンロップスポーツ広報部に聞いてみると、「(今後に次期ゼクシオブランド発表が予想される時期で何が意図があるか?)このタイミングで合併を行うことに特に意味はないです。昨年から検討されていたことで、来年から行われますので。(国内販売が多少苦しんでいる部分もあるが?)2017年1〜6月までの上期は対前年比が微減でした(1%減、362億円。海外販売が好調で経費減少により営業収益は増益)。特に問題はないと思います。特に合併によってのリストラはないと発表されていますし、販売店などもそのまま生かされます。統合してもっと効率良く経営資源を生かしたいという意図もあります。基礎研究などで住友ゴムの資源を十分に使われることになると思いますので、今後の展開に期待できます。スポーツ事業は住友ゴム工業の約10%の事業規模がありますので、非常にスポーツは重要な部門ということもあり、今回の動きにつながったと思います」と回答した。
ダンロップスポーツは2003年に住友ゴムのスポーツ事業部門が分社独立し、06年には東証一部へ上場を果たした会社。今回の吸収合併で“元サヤ”に戻ることになるのだが、今後のゴルフブランド展開や松山英樹といったプロゴルファーの契約には何らかの影響がでるのだろうか? 続報は8月31日の記者会見後にてレポートしたい。