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その手があったか! ムジークからHS37m/s以下の人に「6g軽い39g」の軽ボール

その手があったか! ムジークからHS37m/s以下の人に「6g軽い39g」の軽ボール

配信日時:2017年6月28日 09時19分

練習用の“重ボール”で始まり、今度は適合の“軽ボール”。ムジークが面白すぎる!
練習用の“重ボール”で始まり、今度は適合の“軽ボール”。ムジークが面白すぎる!
おしゃれパーツメーカーとして大人気のMuziik(ムジーク)から「シニアゴルファーや女性ゴルファーなど、ヘッドスピードが少ないことで飛距離に悩む人を対象に、軽量ゴルフボール『コルテオ ライト39』を7月1日から販売いたします。価格はオープンプライスで、実勢価格は1個300円(税抜)、1ダース3600円(税抜)です」との情報がとどいた。

⇒オシャレパーツのムジークから“上がる”アイアン型UTが!

ムジークといえば、その成り立ちが特殊で、『イーパットボール』という通常の倍以上重い90gのパッティング練習用ボールでゴルフ業界に参入したメーカー。つまり、【重ボールを世に知らしめた】存在なのだが、そんな同社は今度は【軽ボール】を手がけることに。

『コルテオ』の最大の特徴は、ボール重量をゴルフボールのルールである重量規定45.93g以下を大幅に下回る39gに設定し、初速をルール規定内に収めたことにあるという。軽さの制限はないため、紛れもなく適合ボールなのだ。ただし、重さの制限があるということは、「重いと飛ぶが軽いと飛ばない」とR&Aが認めているのではないのか?

「軽いボールは飛ばないとの定説がありますが、ヘッドスピードの遅いゴルファーの場合、従来のゴルフボールではインパクト時のヘッドスピードの減少幅が大きく、大幅な初速減をもたらします。当社が新たに開発した『コルテオ ライト39』は、反発性能の高い高初速コアの採用により、インパクトからフォローにかけてのヘッドの減速を減少させ、ヘッドスピード37m/s以下のゴルファーに飛距離増をもたらすのです」(同社、吉本一宇社長)

確かに、昨今ではヘッドスピードの遅いシニア層が増えたためか、ボール市場では「超ソフト」な潰れるボールが流行っている。また、一部のゴルファーには「高反発ボール」という、ルール不適合ボールを使用する向きも……。ところが、各社は「ソフト」や「反発」を競争するばかりで、“軽くした適合ボール”というのは新しいロジックだ。

「色は白と視認性能の高いマットカラーのレッド、ピンク、アップルグリーンをご用意しています」と語る同社。この辺りは、マットなカラーボールという流行も敏感に取り込むなど、抜け目がない。昨今のボールは「打感が重すぎる」「打ち負ける」といったヘッドスピードの遅い人は試す価値大だ!

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