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男女賞金女王の共通点は“純正シャフト”アン・ソンジュは『レクシス カイザ』で5勝

男女賞金女王の共通点は“純正シャフト”アン・ソンジュは『レクシス カイザ』で5勝

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2015年1月14日 15時15分

ドライバー、FWにヨネックスの純正シャフトを使用しているアン
ドライバー、FWにヨネックスの純正シャフトを使用しているアン (撮影:米山聡明)
 ツアープロはカスタムシャフトをクラブに差しているイメージが強いが、2014年の男女賞金ランク1位の小田孔明アン・ソンジュの共通点は契約メーカーの純正シャフトを使用していること。小田孔明本間ゴルフの『VIZARD(ヴィザード)』、アン・ソンジュヨネックスの『REXIS KAIZA(レクシス カイザ)』で1年を戦った。

アン・ソンジュが契約メーカーチェンジ1年目で賞金女王に

 アンは昨季開幕前にヨネックスとクラブ・シャフト契約を結び、シーズン開始当初は新しいクラブにも不安がまとわりついた。それでも契約メーカーと共に試行錯誤を繰り返し「PRGRレディス」くらいからショットが安定し、「ヤマハレディースオープン葛城」で勝利。新しいヘッドと極薄マルチレイヤードグラファイトのシャフト『REXIS KAIZA(レクシス カイザ)』で「飛距離が平均5〜10ヤード伸びた」と手応えを感じつつ、シーズン中盤に向かい勝利を重ねていった。
 
 アンが使用する『REXIS KAIZA(レクシス カイザ)』はシャフト全体にシャープさを感じられるように設計。特にダウンスイングでは緩やかに走り、インパクトは加速しながらボールを押すような弾き感を得られることを特徴としている。手元の剛性を若干落とし、タイミングを取りやすく気持ちの良い振り感とすることにこだわったことで、入射角とインパクトロフトは自然と適正化され、ミート率が高まるという。

 小田も今シーズンはクラブへの信頼を常々語っていたが、ヘッドとベストマッチした純正シャフトの性能が両者の優勝を支えたのは間違いないだろう。

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