PGAツアーの【FWキープ率】上位5人の1Wは? リアビの生存戦略に学べる点
PGAツアーの【FWキープ率】上位5人の1Wは? リアビの生存戦略に学べる点
配信日時: 2019年6月27日 01時39分
先週のPGAツアー「トラベラーズ選手権」は、ベテランのチェズ・リアビが11年ぶりの2勝目を達成。そのスタッツを見ると、現在FWキープ率1位。さして飛距離が出るタイプではないが、安定してフェアウェイを捉える高い技術が際立っていた。
現在のPGAツアーのFWキープ率の上位5名が下記で、この顔ぶれはジム・フューリクを除く4名が昨年と同じ。ベテラン揃いで、ドライバー巧者、ティショット巧者ぶりが際立っていた。(ヘンリク・ステンソンはあまりドライバーでティショットをしないが)
1位、チェズ・リアビ、37歳、75.13%
2位、ジム・フューリク、49歳、74.83%
3位、ライアン・ムーア、36歳、73.70%
4位、ライアン・アーマー、43歳、73.54%
5位、ヘンリク・ステンソン、43歳、73.12%
では、それぞれがどんなドライバーを使っているのか、どれくらいの平均飛距離が出ているのか? それが下記となる。
1位、286.5y、テーラーメイド『2017 M2』(9.5°)
2位、275.6y、キャロウェイ『エピックフラッシュSZ』(9°)
3位、280.5y、PXG『0811X GEN2』(9°)
4位、274.6y、タイトリスト『TS3』(10.5°)
5位、284.8y、『ディアブロオクテインツアー』(13°)
上記を見る限り、チェズ・リアビは比較的距離も出る上、曲がらないことが分かる。そして、過去のスタッツを見ても、彼の生命線が曲がらず安定したティショットにあることは自明。
【FWキープ率】の推移を見てみると、今年が1位、昨年3位、一昨年4位。それ以前も10位⇒3位⇒順位なし⇒6位⇒13位⇒24位⇒順位なし⇒19位と、歳を重ねるにつれて曲がらない技術を積み上げてきた様子が伝わってくる。
大きな飛距離を持つ若者が次々に現れ、ディスタンスゲーム化するPGAツアーの中で、並以下の飛距離のベテランがいかにして戦うか。PGAツアーやメジャーに挑む度、日本人プレーヤーは「飛距離がないと戦えない」とこぼしがちだが、しぶとく生存戦略を貫き、曲がらない強みを生かして花を咲かせるプロもいる。
現在のPGAツアーのFWキープ率の上位5名が下記で、この顔ぶれはジム・フューリクを除く4名が昨年と同じ。ベテラン揃いで、ドライバー巧者、ティショット巧者ぶりが際立っていた。(ヘンリク・ステンソンはあまりドライバーでティショットをしないが)
1位、チェズ・リアビ、37歳、75.13%
2位、ジム・フューリク、49歳、74.83%
3位、ライアン・ムーア、36歳、73.70%
4位、ライアン・アーマー、43歳、73.54%
5位、ヘンリク・ステンソン、43歳、73.12%
では、それぞれがどんなドライバーを使っているのか、どれくらいの平均飛距離が出ているのか? それが下記となる。
1位、286.5y、テーラーメイド『2017 M2』(9.5°)
2位、275.6y、キャロウェイ『エピックフラッシュSZ』(9°)
3位、280.5y、PXG『0811X GEN2』(9°)
4位、274.6y、タイトリスト『TS3』(10.5°)
5位、284.8y、『ディアブロオクテインツアー』(13°)
上記を見る限り、チェズ・リアビは比較的距離も出る上、曲がらないことが分かる。そして、過去のスタッツを見ても、彼の生命線が曲がらず安定したティショットにあることは自明。
【FWキープ率】の推移を見てみると、今年が1位、昨年3位、一昨年4位。それ以前も10位⇒3位⇒順位なし⇒6位⇒13位⇒24位⇒順位なし⇒19位と、歳を重ねるにつれて曲がらない技術を積み上げてきた様子が伝わってくる。
大きな飛距離を持つ若者が次々に現れ、ディスタンスゲーム化するPGAツアーの中で、並以下の飛距離のベテランがいかにして戦うか。PGAツアーやメジャーに挑む度、日本人プレーヤーは「飛距離がないと戦えない」とこぼしがちだが、しぶとく生存戦略を貫き、曲がらない強みを生かして花を咲かせるプロもいる。