筒 「エース1W候補を見つけました。凄いから打って!」
筆者 「…………。(いつも、急に来いって唐突だなぁ…。こっちも予定ってもんがあるっちゅうに…)なんですか? このパターンだと、どうせまた地クラブっちゅうか、カスタムパーツでしょ?」
PCM編集長(以下、P編) 「どうせって、何だよ、どうせって。相変わらず口も悪けりゃ、性格も見た目も悪いヤツだなぁ、ったく、豚男めが…」
筆者 「…………。(3倍返しはやめてってば……。しかも、豚男?ディスるなら豚野郎じゃないの??)で? どれですか、ボクに打ってほしいというのは?」
筒 「コレです。イオンスポーツの『GIGA HS797』ドライバーのカーボンクラウンバージョンです」
筒 「違いますって。こないだのは小ぶりだったでしょ。今回のものは『GIGA HS797 アディショナル』といって、ソールのデザインは似てますが、セミシャローで、カーボン複合クラウンになったやさしいモデルなんですよ。こないだ、江戸川ラインの対面式練習場で打ってみたんですが、ボクでも初めて対面に届く危険性を感じてしまったんです」
筆者 「うそ〜、ボクならまだしも筒さんが? それ、話し盛り過ぎでしょ。筒さんが対面になんて届くわけないじゃん!それに、ゴルファータイプなんて人それぞれなんだし、筒さんに飛ぶクラブでも、ボクに飛ぶとは限らないでしょうが!」
P編 「相変わらず、猜疑心の塊だな。能書きはいいんだよ! 早く打て、豚男!!」
豚男 「じゃあ、打ちま〜す!」
P編 「つべこべ言わずに、早く打て!ぶた…」
筆者 「豚男、打ちま〜〜す!こういうことでいいんでしょ?」
P編 「ぐっ…、分かればよろしい…」
―― ヴァキャンッ! ――
筒 「で? どうなの? ボクの見立てが間違ってるの?」
筆者 「……。(いや、このドライバー、マジでヤバい…)気が早いってば! まだ1球しか打ってないでしょうが!」
―― ヴァキャンッ!✖5 ――
筆者 「う〜〜ん……。筒さん、弾道計測したいです。『スカイトラック』貸してください」
筒 「(ニヤリとして)長岡さん、気づいたってことね。認めるなら弾道計測器貸しますよ」
P編 「どうなんだ? 豚男!」
筆者 「ぐぬぬ……、み、認めますから貸してください…」