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ついにDJが『M4』⇒『M3』に。これが世界1位の最新セッティング

明日開幕の「ジェネシスオープン」の現地記者から最新レポートが!世界ランク1位のダスティン・ジョンソンがついに『M3』ドライバーに移行するとのこと。DJはタイガーと濃密なギア談義を繰り返しており、何やら最新セッティングもかなり似てきたような…。

配信日時:2018年2月15日 10時21分

リビエラGC攻略のため、密談が止まらない…(撮影・岩本芳弘)
リビエラGC攻略のため、密談が止まらない…(撮影・岩本芳弘)

連覇のかかるダスティン・ジョンソン。「リビエラ攻略にはフェードが必要」(DJ)

筆者 「現地に入っている高桑記者からPGAツアーのトップ選手のギア情報が届きました。世界ランク1位で連覇のかかるDJが、ドライバーを『M3 460』に変更したそうですよ」

PCM筒康博(以下、筒) 「あれっ?こないだDJやケプカやラームは左手首を曲げてフェースをシャットに使うから『M4』ドライバーを使うって記事にしたばっかりなのに…」

PCM編集長(以下、P編) 「なんだよ、明日の発売に向けて、せっかく私も『M4』が気になっていたのになぁ…。ところで、替えた理由をDJはなんと言ってたんだ?」

筆者 「高桑さん、LINEをスピーカーフォンに変えますよ?」

高桑記者 「DJが『M4』ドライバーを今年の開幕から投入をした理由は、ハワイは風が強いからだと言っていました。より直進性の高い『M4』の方が、ハワイの開幕戦で武器になりそうだと判断したと。そして、今回の会場のリビエラGCではタイガー・ウッズも言っていましたけど、【軽いフェードボールをティショットで要求されることが多い】と。だから、『M4』よりも操作性がよくてウェイトで重心距離や重心深度を操作できる『M3 460』にすることで、それに対応しやすくなる趣旨を語っていました」

P編 「なるほどね〜。確かに操作性では比較にならないほど『M3 460』はいいからね。操作性がいいと聞くと、一般ゴルファー的には“それって曲がるってことじゃん!”という意見を持つ人も多いと思うけど、【ツイストフェース】の付いた『M3 460』は本当にちょうどいい弾道操作性になっているところがミソだと思う」

「タイガーはめちゃくちゃ飛んでる。ヘッドスピードが戻ったからシャフトを替えた」(高桑記者)

タイガーのドライバーシャフト変更は、全盛期のヘッドスピードを取り戻したのが主因だったのです!(GettyImages)

タイガーのドライバーシャフト変更は、全盛期のヘッドスピードを取り戻したのが主因だったのです!(GettyImages)

高桑記者 「DJはタイガーともすごく仲がいいのですが、タイガーと2人でそのような会話やギア談義をかなりしてましたね」

筆者 「そういえば高桑さん、タイガーのドライバーシャフト変更の件、こちらでも昨日ニュースにしましたが、タイガー本人に話を聞いたんですよね?」

高桑記者 「はい。タイガーは腰の痛みも完全に癒えて、すごくヘッドスピードが戻ってきているんですって。昨日は飛ばし屋のジャスティン・トーマスを何度もオーバードライブするほど飛距離が戻っているんですよ。いい当たりだと普通に330ヤードは越えてくる感じかなぁ。タイガー本人は『M3 460』のロフトも少し増やしたと言っていました」

筒 「ロフトを増やして330ヤードオーバー!?ナイキ時代よりも遥かに飛んでませんか?」

高桑記者 「はい。ヘッドスピードが戻ったこともあってシャフトを三菱ケミカル『Tensei CK Pro White』から、マトリックスシャフト『OZIK TP6HDe』に替えたと言ってました。“こっちのシャフトの方が頑丈だから走りすぎないんだ”と。このシャフト、実は2015年のウィンダム選手権でも使用していて、その時が最後のトップテン入りだったのですが、その時の調子のいいイメージがあったので、今回また挿してみたそう。つまり、2015年当時まで体もスイング的にもヘッドスピード的にも戻っていると見ていいと思います。ボク個人の見方ですが、めちゃくちゃ飛んでいるから、DJともギア談義的に話が合うんだと思いますよ」

P編 「なるほど。元世界ランク1位と、現在の世界ランク1位。持ち球もフェードで共通している。しかも、ツアートップクラスの飛ばし屋のDJに対して、タイガーが体の状態が戻ったことでそこに伍する状態になったということか。しかも、同じクラブメーカーのテーラーメイドになったから、情報交換すればするほどお互いにメリットもある。世界で一番濃密なギア談義だろうね、いやぁ〜聞いてみたい…」
ボディガードの警護がすごい…(岩本芳弘)

ボディガードの警護がすごい…(岩本芳弘)

高桑記者 「そこ、トライしようとしたんですが、タイガーのボディガードや取り巻きたちに殺されそうな目付きで威嚇されたので、長居ができませんでした…」

P編&筒 「……。現地記者のご苦労、痛み入ります」

高桑記者 「いえいえ。慣れっこですから!(う〜ん、ボクの風貌が怪しいからガードされたのかなぁ…。だとしたらショック!)」

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