PGAツアー
米国男子
マスターズ
過去には3人が達成 マスターズ連覇がかかるジョン・ラームの初日は「73」
ゴルフの祭典「マスターズ」が開幕。ディフェンディングチャンピオンのジョン・ラームが大会初日を振り返った。
配信日時: 2024年4月12日 01時39分
Round 1 | ||
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順位 | Sc | PLAYER |
1 | -7 | ブライソン・デシャンボー |
2 | -6 | スコッティ・シェフラー |
3 | -5 | ニコライ・ホイガード |
3 | -5 | マックス・ホーマ |
5 | -4 | ダニー・ウィレット |
6 | -3 | ライアン・フォックス |
6 | -3 | キャメロン・デービス |
8 | -2 | コリー・コナーズ |
8 | -2 | アン・ビョンハン |
8 | -2 | ホアキン・ニーマン |
<マスターズ 初日◇11日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>
ディフェンディチャンピオンとして挑むジョン・ラーム(スペイン)は、4バーディ・5ボギーの「73」でホールアウト。1オーバー・暫定42位タイで初日を終えた。
第一声は「難しいゴルフコースだよ」と苦笑い。ディフェンディングチャンピオンとして迎えるマスターズだが、完璧な初日とはいかなかった。
前半は3バーディ・1ボギーとスコアを2つ伸ばしたが、バックナインに入ると苦戦。「あまりにも多くのショットを外してしまった。バーディを狙えるチャンスは無かった」と1バーディ・4ボギーとスコアを落とす結果となり、「もう少し良いスコアで終われたかもしれない」と肩を落とした。
タイトル防衛に向け明日から巻き返しを図りたいところだが、ラームと同じくLIVゴルフに参戦するブライソン・デシャンボー(米国)が「65」をマークし暫定首位に立ち、いきなり大差をつけられた。
それでも「どんなコンディションであっても7アンダーを記録しそうな選手はいつもいる」といたって冷静。ラームの初マスターズとなった2017年大会の初日を引き合いに出し「その日は風が強くてとても難しかったが、リーダーボードを見てみると、チャーリー・ホフマンが7アンダーだった。だから(ビッグスコアは)起こるよ」と涼しい顔を見せた。
ちなみに、連覇がかかるラームだが、過去に「マスターズ」を連覇したのはたった3人だけ。ジャック・ニクラス(米国)が大会史上初の連覇を1965、66年に果たしている。次に達成したのはニック・ファルド(イングランド)で89年に大会初勝利を挙げると、翌90年にタイトル防衛。そして忘れてならないのがタイガー・ウッズ(米国)。97年に続き2001年に大会2勝目を飾ると、02年も大会制覇している。
暫定トップのデシャンボーとは8打差ではあるが、史上4人目の快挙に向けてラームのマスターズは始まったばかりだ。