PGAツアー
米国男子
全英オープン
メジャー初Vの36歳は4億円超をゲット ここ7年で“賞金倍増”の全英…選手たちの報酬は?
今季最後のメジャー「全英オープン」は最終ラウンドが終了した。史上最高額の賞金がかけられていたこの試合…選手はいくら稼いだ?
配信日時: 2023年7月24日 03時30分
Round 4 | ||
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順位 | Sc | PLAYER |
1 | -13 | ブライアン・ハーマン |
2 | -7 | ジェイソン・デイ |
2 | -7 | セップ・ストレイカ |
2 | -7 | ジョン・ラーム |
2 | -7 | トム・キム |
6 | -6 | エミリアーノ・グリジョ |
6 | -6 | ローリー・マキロイ |
8 | -5 | キャメロン・ヤング |
8 | -5 | シュバンカー・シャルマ |
10 | -4 | トミー・フリートウッド |
<全英オープン 最終日◇23日◇ロイヤル・リバプールGC(イングランド)◇7383ヤード・パー71>
ブライアン・ハーマン(米国)のメジャー初優勝で幕を閉じた大会は、史上最高額となる総額1650万ドル(約23億2650万円)の賞金がかけられたことでも話題に。6年ぶりの勝利を手にした36歳は、前年比20%増となる300万ドル(約4億2300万円)のビッグマネーを手にした。
ジョン・ラーム(スペイン)ら4人が並んだ2位タイの選手でも、108万4625ドル(約1億5293万円)と日本円で“億超え”の報酬をゲット。ローリー・マキロイ(北アイルランド)ら2人の6位タイの選手は55万1250ドル(約7772万円)を獲得することになる。
トータル3アンダー・13位タイで4日間を終えた松山英樹は、23万2875ドル(約3283万円)を上積み。トータル7オーバーの60位タイに終わった星野陸也は3万9900ドル(約562万円)を手に、英国を離れる。なお予選を通過できなかった選手も、順位に応じて最低でも8500ドル(約119万円)が支給されるため、2日間でコースを去った中島啓太や蝉川泰果ら7人の日本勢も報酬なしで帰ることは免れられる。
メジャー大会の賞金額は、ここ数年で高騰。R&Aのマーティン・スランバーズ会長は、開幕前に「われわれの目標は、このTHE OPENがゴルフ界の頂点であり続けることで、賞金は2016年大会から約2倍に増額された」と胸を張っていた。
今季は四大メジャーすべてで賞金がアップし、最高額は「全米オープン」の総額2000万ドル(約27億6500万円)。優勝賞金は360万ドル(約4億9800万円)で、これをウィンダム・クラーク(米国)が獲得していた。「マスターズ」(総額1800万ドル=約24億8800万円)では、ラームが優勝の324万ドル(約4億4800万円)を手にし、「全米プロ」(総額1750万ドル=約24億1900万円)は、ブルックス・ケプカ(米国)が315万ドル(約4億3500万円)を得た。