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年女・三ヶ島かなと隅田川を歩く
2019年、自身最高位となる賞金ランキング24位に入り、自身初となる最終戦に出場するなど3年連続でシードを獲得した三ヶ島かな。そんなツアーでも最も初優勝に近い女子プロゴルファーは今年24歳となる子(ねずみ)年生まれの年女。というわけで、浅草・雷門を覗かせる江戸の情緒とスカイツリーを望む近未来が共存する隅田川沿いを散策しながら、12年周期で過去、現在、そして未来を語ってもらった。
配信日時: 2020年1月9日 05時01分
あと一歩がすごく遠い
そんな多くの名手たちがツアーを去った19年。23歳を迎えた1年は三ヶ島にとってはどんな年だったのか。「うれしいことも悔しいことも色んな経験ができた充実した一年でしたね」と振り返る。
「毎年キャリアハイを目指していて今までで一番いい賞金ランキングで終われたのは良かったと思いますし、いい意味でツアーに慣れてきて、心の持ちようが変わったことで余裕が生まれたのも収穫です。ただ、勝てなかったことは悔しい。あと一歩がすごく遠いなと感じます。その一歩を埋めるものは何なんだろうと模索した一年でもありました」
「毎年キャリアハイを目指していて今までで一番いい賞金ランキングで終われたのは良かったと思いますし、いい意味でツアーに慣れてきて、心の持ちようが変わったことで余裕が生まれたのも収穫です。ただ、勝てなかったことは悔しい。あと一歩がすごく遠いなと感じます。その一歩を埋めるものは何なんだろうと模索した一年でもありました」
初優勝に最初に手をかけたのは17年の「アース・モンダミンカップ」。1打差で負けていた18番。11mのパッティングを沈めて土壇場で追いついたが、その年に賞金女王となる鈴木愛に6mを入れ替えされて万事休す。その後も何度も優勝争いに加わっているが、未だに栄冠には届いていない。
その一歩を超えるため、ゴルフ人生14年目にして新たな決断をした。10歳でゴルフを始めてからこれまでは父・直さん以外のコーチらしいコーチに教わることはなかったが、海外メジャーを制した渋野日向子のコーチである青木翔氏に師事することにしたのである。
「今年少しアドバイスをもらったことがあったのですが、それがすごく良くて結果にも結びつきました。同じ福岡で隣町の出身。すごく話しやすいですし、ゴルフ観も合っていると感じてお願いをしました。まだまだショット力が足りないので磨いていきたい。また、ゴルフのもっと深いところも学んでいきたいと思います」
すべては“勝つ”ためだけだ。
「今年少しアドバイスをもらったことがあったのですが、それがすごく良くて結果にも結びつきました。同じ福岡で隣町の出身。すごく話しやすいですし、ゴルフ観も合っていると感じてお願いをしました。まだまだショット力が足りないので磨いていきたい。また、ゴルフのもっと深いところも学んでいきたいと思います」
すべては“勝つ”ためだけだ。