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取り戻した積極性 藤本麻子がバーディ数1位!【翔太のスタッツNo.1】
取り戻した積極性 藤本麻子がバーディ数1位!【翔太のスタッツNo.1】
所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita
配信日時: 2018年1月5日 07時40分
鈴木愛による賞金女王、MVPの2冠達成で幕を閉じた2017年シーズン。各スタッツの1位になった選手を昨季1年間、青木瀬令奈のキャディ、コーチを務めた大西翔太氏に解説してもらった。
【スイング連続】躍動感漂う藤本麻子 右肩の高さキープが肝
最多のバーディ数(イーグル、アルバトロスは含まない)を叩きだしたのは藤本麻子。穴井詩、テレサ・ルー(台湾)といった攻撃的な選手を抑えて自身初の1位に輝いた。
同じ組でプレーを見ていても、藤本の攻撃的な姿勢はすごいと語る大西氏。「とにかく攻めてるイメージがありますね。常にバーディを獲るため、どうプレーしたら良いのかを逆算してマネジメントしています。2オンを狙えるところならどんなライでも行く感じですしね。悪いミスを考えないで、決め打ちしてる。パッティングもそう。強気なパットのイメージ。入らなければ仕方ないといった感じですね」
そのスタイルは2017年に始まったことではない。2013年にはこのランキングで3位に入るなど、元々バーディを“獲れる”選手だった。それが昨年は37位に終わった。その原因として大西氏が挙げるのは、自身のプレースタイルを見失ったこと。「2016年の藤本さんは、プレースタイルに迷いがあったように感じました。ショットの調子、成績が中々伴わないこともあって、守りに入っていた部分があったと思います。その結果の37位という数字ですし、賞金ランクもシード圏ギリギリの49位でした」
それが2017年は吹っ切れたように見えたという。「守りに入るスタイルは違う。自分の中では攻める姿勢は崩しちゃいけないんだな、と感じてプレーした年だったと思います。スタイルを取り戻したからこそのバーディ数でしょう。元々はショットメーカー。ピンにつけるショット力が持ち味ですから、状態が上がって気持ちも乗ってくればこのくらいバーディを獲れる選手。2017年の成績を自信にして、2018年はさらに攻めるでしょう。そうすれば2勝目も見えてくると思います」
【スイング連続】躍動感漂う藤本麻子 右肩の高さキープが肝
最多のバーディ数(イーグル、アルバトロスは含まない)を叩きだしたのは藤本麻子。穴井詩、テレサ・ルー(台湾)といった攻撃的な選手を抑えて自身初の1位に輝いた。
同じ組でプレーを見ていても、藤本の攻撃的な姿勢はすごいと語る大西氏。「とにかく攻めてるイメージがありますね。常にバーディを獲るため、どうプレーしたら良いのかを逆算してマネジメントしています。2オンを狙えるところならどんなライでも行く感じですしね。悪いミスを考えないで、決め打ちしてる。パッティングもそう。強気なパットのイメージ。入らなければ仕方ないといった感じですね」
そのスタイルは2017年に始まったことではない。2013年にはこのランキングで3位に入るなど、元々バーディを“獲れる”選手だった。それが昨年は37位に終わった。その原因として大西氏が挙げるのは、自身のプレースタイルを見失ったこと。「2016年の藤本さんは、プレースタイルに迷いがあったように感じました。ショットの調子、成績が中々伴わないこともあって、守りに入っていた部分があったと思います。その結果の37位という数字ですし、賞金ランクもシード圏ギリギリの49位でした」
それが2017年は吹っ切れたように見えたという。「守りに入るスタイルは違う。自分の中では攻める姿勢は崩しちゃいけないんだな、と感じてプレーした年だったと思います。スタイルを取り戻したからこそのバーディ数でしょう。元々はショットメーカー。ピンにつけるショット力が持ち味ですから、状態が上がって気持ちも乗ってくればこのくらいバーディを獲れる選手。2017年の成績を自信にして、2018年はさらに攻めるでしょう。そうすれば2勝目も見えてくると思います」