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国内男子
重永亜斗夢「遼きたね、遼きたね」【ゴルファーのことば】
常に真剣勝負に身を置き、戦いを続けるゴルファーたち。過酷な環境でクラブを振っているからこそ出る力強い名言、ウィットに富んだジョーク、そしてちょっぴり天然な迷言たちがある。そんな“ゴルファーのことば”を紹介。
配信日時: 2022年1月27日 10時00分
「遼きたね、遼きたね」
重永亜斗夢がツアー初優勝を遂げたのは2018年の「東建ホームメイトカップ」。2位の石川遼、片山晋呉に4打のリードを奪って最終日を出た。「永久シードの片山さんと一時代を築いた遼」というビッグネーム2人の存在の“重圧”もあり、前半だけで3つ落として、石川が1打差に迫られたが、後半は1つ伸ばして1打差で逃げ切った。
石川に1打差、2打差に迫られても緊張しなかった。「ここでボギーを打ちたくないなとか、自分の欲に対してのいつも通りの緊張はありましたけど、優勝争いの変な緊張はなかったです。むしろ、遼きたね、遼きたね、さすがだな。あんなのよく入るなとかキャディと話していました」と優勝争いを俯瞰していたという。
優勝を意識したのは18番。「これはワンチャンあるな」と。1打リードしているにも関わらず、追う側の気持ちで臨み続けたことが奏功した。「この2人と回って勝てたのは死ぬまで自慢できます」。ビッグネーム2人を相手に、いつも通りのプレーで遂げた初優勝は、“1勝”以上の大きな価値のあるものだった。
重永亜斗夢がツアー初優勝を遂げたのは2018年の「東建ホームメイトカップ」。2位の石川遼、片山晋呉に4打のリードを奪って最終日を出た。「永久シードの片山さんと一時代を築いた遼」というビッグネーム2人の存在の“重圧”もあり、前半だけで3つ落として、石川が1打差に迫られたが、後半は1つ伸ばして1打差で逃げ切った。
石川に1打差、2打差に迫られても緊張しなかった。「ここでボギーを打ちたくないなとか、自分の欲に対してのいつも通りの緊張はありましたけど、優勝争いの変な緊張はなかったです。むしろ、遼きたね、遼きたね、さすがだな。あんなのよく入るなとかキャディと話していました」と優勝争いを俯瞰していたという。
優勝を意識したのは18番。「これはワンチャンあるな」と。1打リードしているにも関わらず、追う側の気持ちで臨み続けたことが奏功した。「この2人と回って勝てたのは死ぬまで自慢できます」。ビッグネーム2人を相手に、いつも通りのプレーで遂げた初優勝は、“1勝”以上の大きな価値のあるものだった。