DP Worldツアー
欧州男子
アルフレッド・ダンヒル選手権
LIV旋風、欧州で継続中!L・ウーストハウゼンが10勝目でLIV勢3週連続優勝!
DPワールド(欧州)ツアーは開幕からの3週連続で行われた南アフリカ大会はすべて地元の南アフリカ勢の2選手が優勝。ともにLIVゴルフを主戦場にしている。
配信日時: 2023年12月12日 03時00分
Round 4 | ||
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順位 | Sc | PLAYER |
1 | -18 | ルイ・ウーストハウゼン |
2 | -16 | チャール・シュワーツェル |
3 | -14 | クリスティアン・ベゾイデンハウト |
4 | -10 | ダリウス・バン・ドリエル |
4 | -10 | マティアス・シュミッド |
4 | -10 | マルコ・ペンジ |
7 | -9 | ケーシー・ジャービス |
7 | -9 | ヤイデン・トレイ・シェパー |
7 | -9 | アレハンドロ・デル・レイ |
7 | -9 | アンディ・サリバン |
<アルフレッド・ダンヒル選手権 最終日◇11日◇レオパルドクリークCC(南アフリカ)◇7112ヤード・パー72>
悪天候のためマンデーフィニッシュとなった南アフリカで開催されていた「アルフレッド・ダンヒル選手権」の最終日はLIVゴルフで戦う二人、ルイ・ウーストハウゼンとチャール・シュワーツェル(ともに南アフリカ)のメジャーチャンピオンの一騎打ちに。勝利を決めたのは終盤の6ホールだった。
シュワーツェルが11,12番で連続バーディを奪うとともにトータル16アンダーで並んだ。しかし、ここからウーストハウゼンが猛チャージ。15番から3m、9m、2mと次々にパットを沈めて3連続バーディを奪うと「終盤はほんとにラッキーだった」と運はウーストハウゼンに味方した。
17番パー4でボギー、2打リードで迎えた18番パー5はティショットを池に入れて大ピンチに。それでも、ドロップして打った第3打をフェアウェイに置くと、第4打を7mにつけた。最後はこの長いパーパットを沈めるとガッツポーズ。シュワーツェルは圧倒されたようにバーディを逃した。
最終的には2打差でウーストハウゼンが2018年12月以来、5年ぶりの勝利。「きょうは良いプレーをしないと勝てないと分かっていた。中盤で良いパットを決められたし、最後は大変だったが良いパーだった」と41歳は胸を張った。
2024年シーズンのDPワールド(欧州)ツアーは開幕からの3週連続で行われた南アフリカ大会はすべて地元の南アフリカ勢が優勝。1週目、2週目はディーン・バーメスターが勝利し、3週目はウーストハウゼン、そして二人はともにLIVゴルフを主戦場としている。一方オーストラリアで同時開催だった「ISPSハンダ・オーストラリアオープン」ではこちらもLIV勢のホワキン・ニーマン(チリ)が勝利。来季はジョン・ラーム(スペイン)も迎えるLIVゴルフの旋風はまだまだ続きそう。(文・武川玲子=米国在住)