失敗しないSWのスピンアプローチ(講師・真野佳晃)
アプローチの基本はコロがしだといわれるが、グリーン周りでは左足下がりや下り傾斜など、スピンを効かせないと寄らないシチュエーションが意外と多い。そこでサンドウェッジ1本を上手く使ってスピンアプローチの習得を目指そう!
配信日時: 2017年2月25日 10時00分
目次 / index
- 上げて下ろすだけのシンプルな動きでスピンは十分かかる
- 【100切り! 最も簡単なスピンの入れ方(1)】手元をアドレスの位置に戻すだけ
- 【100切り! 最も簡単なスピンの入れ方(2)】手先だけを上げるつもりでコックを使う
- 【100切り! 最も簡単なスピンの入れ方(3)】左足体重にしたままインパクトする
- 【100切り! 最も簡単なスピンの入れ方(4)】手元よりもヘッドを前に出さない
- 打ち込んでスピンを効かせるほうがミスが出にくい
- ロフトを立てると打ち出しは低くなるがスピンは入る
- 【90切り! セカンドバウンドのスピンで止める(1)】アドレスよりもロフトを立てて当てる
- 【90切り! セカンドバウンドのスピンで止める(2)】手元を頭の真上に上げるように動かす
- 【90切り! セカンドバウンドのスピンで止める(3)】手首が返らないように左ヒジを抜く
- 【左足下がりで効果的!】傾斜なりに低く出す
- 【ツマ先上がりで効果的!】意図的にヒールから入れる
- 球は上がり過ぎると力が分散してスピンがほどける
- 【80切り! 高さを出しながらスピンを入れる(1)】左手甲を自分に向けゆっくり振る
- 【80切り! 高さを出しながらスピンを入れる(2)】アウトサイド・アウトにヘッドを振る
- 【80切り! 高さを出しながらスピンを入れる(3)】左手を伸ばし切るイメージを持つ
- 【左足上がりに効果的!】ヘッドは刺さってもいいので振り抜かない
- 【ツマ先下がりに効果的!】右手で水をすくうように動かすとスピンを強く入れられる
上げて下ろすだけのシンプルな動きでスピンは十分かかる
スピンアプローチを打ちたいのなら、まず覚えておいてほしいのがボールの種類。ディスタンス系ではなくスピン系でないと、スピンは入りにくくなります。
さらに、100切りレベルの人には、フェースをかぶせた状態で構えて手首の動きだけで打ち込む方法が有効です。ライは良いけれど、ピンまで距離があるような状況だと、通常は振り幅を大きくするか、番手を上げてコロがすかという選択になると思います。ただ、振り幅が大きくなると上げたくなる気持ちが働いてダフったり、慣れない番手でコロがそうとしてトップしたりします。そこで、低く出てブレーキが効きながらゆっくりコロがるこの打ち方をマスターすれば、ワンピン以内に寄せられるようになります。
手首で上げて、手首を元の位置に戻すだけなのでミスになりにくいわけです。鋭角にヘッドが入るので、地面にリーディングエッジは刺さりますが、振り抜く必要はありません。スピンを入れる打ち方ではミスがもっとも出にくい方法で、上から鋭角に打ち込んで終わりですから強く打てます。
さらに、100切りレベルの人には、フェースをかぶせた状態で構えて手首の動きだけで打ち込む方法が有効です。ライは良いけれど、ピンまで距離があるような状況だと、通常は振り幅を大きくするか、番手を上げてコロがすかという選択になると思います。ただ、振り幅が大きくなると上げたくなる気持ちが働いてダフったり、慣れない番手でコロがそうとしてトップしたりします。そこで、低く出てブレーキが効きながらゆっくりコロがるこの打ち方をマスターすれば、ワンピン以内に寄せられるようになります。
手首で上げて、手首を元の位置に戻すだけなのでミスになりにくいわけです。鋭角にヘッドが入るので、地面にリーディングエッジは刺さりますが、振り抜く必要はありません。スピンを入れる打ち方ではミスがもっとも出にくい方法で、上から鋭角に打ち込んで終わりですから強く打てます。
【100切り! 最も簡単なスピンの入れ方(1)】手元をアドレスの位置に戻すだけ
【100切り! 最も簡単なスピンの入れ方(2)】手先だけを上げるつもりでコックを使う
テークバックでコックを使うことでヘッドを鋭角に上げることができます。動かす部分の意識が手首だけだから、アドレスで構えた位置にも戻りやすいのです。手元を意識的に大きく動かすと、再現性が低くなるだけでなく、上から下にヘッドを使えなくなります。
【100切り! 最も簡単なスピンの入れ方(3)】左足体重にしたままインパクトする
体重は左足に乗せて、ボール位置は右足のさらに外。このロフト角を立てた状態で上から下に打ち込むと、フェース面とボールの摩擦が大きくなります。スイング中、体重は左足に乗せたまま。テークバックで右足に乗ってしまうと、上から下にヘッドを下ろしにくくなります。