ドライバーでスライスするならフォローは両腕を交差させる【17回目】
植村啓太氏が、どうしてもスライスして飛ばせないという人のために特別にレッスン。ドライバーやアイアンで球がつかまらない人必見です
配信日時: 2017年8月1日 06時57分
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フォローでフェースが開いてスライスしていないか?
フォローで左ひじが引けるとスライスに
ドライバーショットでフェースが開くスイングでスライスする人へレッスンしたいと思います。その原因がフォローで左ひじが引けてフェースが開いてしまっている場合、たとえテークバックからダウンスイングまでフェースがスクエアだとしてもインパクトでフェースが開いてスライスしてしまいます。
両手を離してグリップ フォローで腕が交差する動きを確認
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両手を離してスプリットハンドでグリップ
フォローがフェースが開いてしまっている人は、よく言われる腕の返しで行われるフェースローテーションができていないのです。自分の上体はスイング中に回っているのに、手の動きは止まってしまい両腕を上手く返せていないため、フェースが開いてしまうのです。そういう人にオススメなのが、両手を離してグリップするスプリットハンドドリルです。
グリップを離して握るとインパクトからフォローにかけて両腕が返りやすくなります。両手が離れているため左手を支点にして右手を返す動きを体感できるのです。正面から見たときにフォローで両腕がバッテンの形のように交差できる形が正しい形となります。スライスする人は、バッテンの形がフォローでできずにずっと右手が左手の下に来る形になってしまい、フェースが開いてしまうのです。
グリップを離して握るとインパクトからフォローにかけて両腕が返りやすくなります。両手が離れているため左手を支点にして右手を返す動きを体感できるのです。正面から見たときにフォローで両腕がバッテンの形のように交差できる形が正しい形となります。スライスする人は、バッテンの形がフォローでできずにずっと右手が左手の下に来る形になってしまい、フェースが開いてしまうのです。
右手が左手の下に来る形ではフェースは開く
最初はハーフスイングで素振りをしてみて、形を確認した後に球を打ってみましょう。その後にフルスイングで球を打ってみて、動きを確認するといいでしょう。さらに慣れた人は右手と左手の間隔をつめてグリップする10フィンガーグリップ、ベースボールグリップで握って球を打ってみるのもありです。この形で両腕を返す動きを覚えることで、スライスを直すことができると思います。左手を支点に右手がフォローで上に来る動きを確認しましょう。右手が左手の下に来る形ではフェースは開いてしまうので、注意しましょう。ぜひやってみてください。
植村啓太氏プロフィール
植村啓太
(K's Island Golf Academy)
1977年5月27日生まれ。16歳からゴルフを始め、23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。
(K's Island Golf Academy)
1977年5月27日生まれ。16歳からゴルフを始め、23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。