最新アイアンがN.S.PROを続々採用! モーダス³TOUR115と850GH neoが純正シャフトに選ばれるワケ
日本シャフトから、2022年に「MODUS³ TOUR115」と「850GH neo」が登場。これに先駆け、今秋から発売されるニューアイアンが続々と、純正シャフトとして2モデルを採用している。両モデルの特性を鹿又芳典氏に解説してもらうとともに、各クラブメーカーに純正シャフトに選んだ理由を聞いた。(ピンの『i59』と『G425』はカスタムシャフトとして『850GHneo』と『モーダス³ツアー115』を採用)
配信日時: 2021年9月22日 01時00分
目次 / index
- N.S.PRO MODUS³TOUR115はフィーリングも重さもスチールシャフトの“ど真ん中”
- 〈鹿又解説〉N.S.PRO MODUS³ TOUR115はこんなシャフト
- 〈ミズノ〉Mizuno Pro223×モーダス³ツアー115(10月発売予定)
- 〈鹿又インプレッション〉Mizuno Pro223×モーダス³ツアー115
- 〈タイトリスト〉T100/T100・S×モーダス³ツアー115(9月24日発売 ※「T100・S」オリジナルシャフトは10月15日発売)
- 〈鹿又インプレッション〉T110/T100・S×モーダス³ツアー115
- 〈グローブライド〉ONOFF KURO×モーダス³ツアー115(発売中)
- 〈鹿又インプレッション〉ONOFF KURO×モーダス³ツアー115
- 大型&飛び系ヘッドに打ち出し角とスピン量をプラスしたN.S.PRO 850GH neo
- 〈鹿又解説〉N.S.PRO 850GHはこんなシャフト
- 〈ブリヂストンゴルフ〉213HF×N.S.PRO 850GH neo(発売中)
- 〈鹿又インプレッション〉213HF×N.S.PRO 850GH neo
- 〈ヤマハ〉RMXニューアイアン×N.S.PRO 850GH neo(10月発売予定)
- 〈鹿又インプレッション〉RMXニューアイアン×N.S.PRO 850GH neo
- 〈PING〉i59&G425×MODUS³ツアー115&850GH neo(発売中)
- 〈鹿又インプレッション〉i59&G425×MODUS³ツアー115&850GH neo
テスター/鹿又芳典氏
かのまた・よしのり/1968年生まれ、東京都出身。クラブフィッター兼クラフトマンとして千葉県内でクラブ工房「Magic」を経営。クラブの性能評価でも優れたスキルを持つ
かのまた・よしのり/1968年生まれ、東京都出身。クラブフィッター兼クラフトマンとして千葉県内でクラブ工房「Magic」を経営。クラブの性能評価でも優れたスキルを持つ
N.S.PRO MODUS³TOUR115はフィーリングも重さもスチールシャフトの“ど真ん中”
〈鹿又解説〉N.S.PRO MODUS³ TOUR115はこんなシャフト
100〜130gの重量スチールシャフトの中で、「ツアー115」はちょうど真ん中の重さ。また、剛性感が程よく、素直なしなりが特徴です。他社メーカーも含め、100gを越えるスチールシャフトの中心に位置する存在です。今後、シャフト選びの基準、主流になるモデルです。
〈ミズノ〉Mizuno Pro223×モーダス³ツアー115(10月発売予定)
〈鹿又インプレッション〉Mizuno Pro223×モーダス³ツアー115
〈タイトリスト〉T100/T100・S×モーダス³ツアー115(9月24日発売 ※「T100・S」オリジナルシャフトは10月15日発売)
「Tシリーズ」には、“高初速・高弾道で飛び、左右のバラつきを抑えて目標の場所にピタリと止める”というコンセプト「3D Focus Elements」があります。単に飛ばすだけではないという考えは、モーダス³の「左右・高低、距離、方向性の3要素をコントロールする」というコンセプトに通じ、「T100」と「T100・S」のパフォーマンスを高めてくれます。その中で、「モーダス³ ツアー115」を採用したのは、アイアンに必要な弾道、ヘッドパフォーマンスを最大限引き出してくれるからです。
〈鹿又インプレッション〉T110/T100・S×モーダス³ツアー115
「T100」も「T100・S」も、トップブレードが薄くシャープでコンパクト。デザインのカッコよさも魅力です。打感も気持ちよく、素直な球が打てるのがポイント。クセがなく、良い意味で主張しない「ツアー115」が、ヘッド性能をさらに引き出します。
〈グローブライド〉ONOFF KURO×モーダス³ツアー115(発売中)
前モデルでは、純正シャフトとしてモーダス³シリーズの「ツアー105」と「システム3 ツアー125」を採用しました。新モデルでは、評価の高かった「ツアー105」を引き続き採用し、「『システム3 ツアー125』のフィーリングは好きだけど、少し重く感じる」というユーザーに向け、「ツアー115」をラインナップしています。「システム3 ツアー125」の手元の粘り感、先端のしっかり感を踏襲しながら軽量化されているので、これまで以上にスムーズに振れるはずです。
〈鹿又インプレッション〉ONOFF KURO×モーダス³ツアー115
中空構造でやさしい飛びを追求しながら、フィーリングにもこだわったヘッド。また、重心を深く設定し、慣性モーメントを大きくしてミスの寛容性も高めています。「ツアー115」のシャープなしなり感により、ヘッドの特性を存分に堪能できますね。