プロも使用する、16年目の『ゼクシオ』
text by kazuhiro koyama
配信日時: 2016年6月10日 05時54分
プロも使う『ゼクシオ』
シニア層を中心に、ヘッドスピードがそれほど速くなくても飛ばせるのが『ゼクシオ』の魅力だが、プロの使用者も多い。一般男性とヘッドスピードが近い女子プロの使用者が多いのは納得だが、山下和宏やシニアでは中嶋常幸など、男子プロにも使用者が少なくない。ヘッドスピードがかなり速くてもシャフトの選定如何によっては、十分に使えるポテンシャルがあるのも『ゼクシオ』の懐深いところだ。
昨年後半に『ゼクシオ9』を手にした額賀辰徳は、ツアー屈指の飛ばし屋だ。終盤戦に連続して上位に入り、シード復活を確定させたが、『ゼクシオ』への変更は、その好成績の要因のひとつにあげられるだろう。
一般的なプロモデルのドライバーに比べると、『ゼクシオ9』は重心位置が深く、ボールの曲がりは抑えられやすい。飛距離が出る選手は、当然曲がったときのトラブルにもなりやすいが、プレッシャーのかかるシード争いの中で、そうした曲がりにくさが力を発揮したのではないだろうか。
今回の『ゼクシオ9』は、ヘッドスピードの速い人むけに『Miyazaki Melas』シャフトという、しっかり目のシャフトがラインナップされている。とはいえ、このシャフトは50g台で、それほどハードではない。ヘッドスピードが43m/sを超えるようなハードヒッターなら、カスタムシャフトを使ったほうが良さそうだ。むしろ、まだまだ元気いっぱいのシニア層に、こちらの『Miyazaki Melas』シャフトを使って、ブンブンと振り切って欲しいところだ。
【ゼクシオ9 使用プロ】
<男子>
中嶋 常幸プロ
山下 和宏プロ
P.マークセンプロ
冨山 聡 プロ
大堀 裕次郎 プロ
<女子>
吉田 弓美子プロ
青木 瀬令奈プロ
香妻 琴乃プロ
北田 瑠衣プロ
昨年後半に『ゼクシオ9』を手にした額賀辰徳は、ツアー屈指の飛ばし屋だ。終盤戦に連続して上位に入り、シード復活を確定させたが、『ゼクシオ』への変更は、その好成績の要因のひとつにあげられるだろう。
一般的なプロモデルのドライバーに比べると、『ゼクシオ9』は重心位置が深く、ボールの曲がりは抑えられやすい。飛距離が出る選手は、当然曲がったときのトラブルにもなりやすいが、プレッシャーのかかるシード争いの中で、そうした曲がりにくさが力を発揮したのではないだろうか。
今回の『ゼクシオ9』は、ヘッドスピードの速い人むけに『Miyazaki Melas』シャフトという、しっかり目のシャフトがラインナップされている。とはいえ、このシャフトは50g台で、それほどハードではない。ヘッドスピードが43m/sを超えるようなハードヒッターなら、カスタムシャフトを使ったほうが良さそうだ。むしろ、まだまだ元気いっぱいのシニア層に、こちらの『Miyazaki Melas』シャフトを使って、ブンブンと振り切って欲しいところだ。
【ゼクシオ9 使用プロ】
<男子>
中嶋 常幸プロ
山下 和宏プロ
P.マークセンプロ
冨山 聡 プロ
大堀 裕次郎 プロ
<女子>
吉田 弓美子プロ
青木 瀬令奈プロ
香妻 琴乃プロ
北田 瑠衣プロ
コヤマカズヒロ / ゴルフコラムニスト
雑誌・WEB媒体にレッスンなどのゴルフ記事を執筆。 99年に大手ゴルフショップチェーンの立ち上げに参画。 ゴルフギアに関しては、性能面はもちろん製造・流通まで 幅広い知識のある異色のライター。 1974年 広島生まれ