約80万円!? 超高額パターが気になる【JGF2018タナビ―レポート】
約80万円!? 超高額パターが気になる【JGF2018タナビ―レポート】
配信日時: 2018年3月24日 00時15分
3月23日(金)、パシフィコ横浜にて「ジャパンゴルフフェア2018」が開幕しました。大手メーカーから渋い地クラブメーカー、さらには聞き慣れない外国のメーカーまで。さまざまなゴルフ関連用品で溢れていて、テンションが上がります。今回はそんな数あるブースの中から、ALBA本誌ギア担当タナビ―が気になったアイテムを紹介していきます。
J・デーリーが使用! フェース面に“タテ溝”が入ったドライバー
ずっと前から気になっていましたが、初めて実物を見たのでご紹介します。米シニアツアーで飛ばし屋ジョン・デーリーやロッコ・メディエイトらが使用して話題になっている『バーティカルグルーブ ドライバー』です。名前の通り、フェース面に垂直の“タテ溝”が入っていることが大きな特徴。なんでも、余分なスピンが減って曲がりが減るとか。
実物を構えてみて、いいなと感じたのはクラウンのデザインです。目標方向に対して、真っすぐな点線がデザインされているのですが、これが中々面白い。普通の直線と違い、軽いイン・トゥ・インで動かした時にその点線が真っすぐ動いて見えるのです。視覚的に振りやすいドライバーと言えますね。今回は残念ながら、試打ブースがなかったため、打球テストができませんでしたが、これで低スピンの打球が打てるなら、ちょっと使ってみたいと思いました。
重量別のソールパーツを交換できる『ゲージデザイン』
会場内で陽気な笑顔を振りまく外国人を発見。彼の名はデビッド・ウィットラム。『ゲージデザイン』を作るパターデザイナーです。実は数年前にアメリカで取材したことがあるのですが、真面目にパター作りをしていて好感が持てるメーカーです。
話しかけてみると、残念ながら以前に訪問したことは覚えていなそうな雰囲気でしたが、気さくに最新パターを説明してくれました。なんでも、ソールのパーツを交換することで打ち心地やコロがりが変わるとか。『ゲージデザイン』は形状のきれいさが特長ですが、こういった工夫を凝らしてくれるのも嬉しい点ですね。(お値段は7万円以上とやや高めでしたが…)
実はかなり欲しくなった(笑) ゴリゴリとマッサージできる機器
広い会場を歩き回っていると、やはり足が疲れてきますよね。そんなタイミングでふと目に付いたのが、『moji』というマッサージ機器のブース。特に、金属のボールが複数ついたマッサージ機器が非常に気になり、早速試してみました。
正直をいうと、こういったマッサージ機器はそこまで珍しくはないのであまり期待はしていませんでした。しかし、使ってみると一味違います。
まず感じたのは、ステンレス製の金属ボールそれぞれがしっかり重量があることです。コロコロ回るというより、皮膚を押しつけつつグリン…グリン…と重く回ってくい込んできます。かなり気持ちいい(笑)足裏で試してみましたが、ゴロゴロほぐしてもいいですし、体重を下にかけてグッと押してもイイ感じでした。
話を聞くと、冷蔵庫などで冷やせばアイシングに使えるし、お湯で温めて使用することもできるとか。部位に合わせてさまざまな形がラインナップされていて、個人的にはかなり注目です。
今季上陸予定 韓国のスイング計測器『PhiGolf』
最近ではさまざまな弾道やスイングを計測できる機器が増えてきました。しかし、非常に高価であったり、ちょっとセッティングが手間だったりと一長一短あります。そんな中で、気軽でいろいろ計測できて、エンタメ性もある計測器を発見。韓国のG-ONEという会社が展開する『PhiGolf』です。
計測器はグリップエンドに刺すだけと、セッティングが非常に簡単でドライバーからパターまでさまざまなスイングデータを計測できます。(精度のほどは何とも言えませんが…)面白いと思ったのは、アプリの画面で自分のアバターがスイングして、弾道を見せてくれるシステム。ゲーム感覚で楽しめそうですね。
なんでも、アプリをダウンロードして、同じ機器を持っている人とネットを通じた対戦などもできるとか。リアリティのあるみんゴルみたいな感じで魅力を感じました。
まだ上陸時期は未定ですが、今年中を目処に考えているようです。ちなみに機器の小売り価格は約2万円とのことなので、ぜひリリースされたら試してみたいですね。計測の精度が高かったらけっこう欲しいアイテムです。
注目のパターデザイナー『タイソン・ラム』の高級パター
今年のジャパンゴルフフェアの前情報を見ていて気になっていたパターが『タイソンラム』です。なんでも次世代のスコッティ・キャメロンと話題のようです。
たしかにブースを見ると、『スコッティ・キャメロン』の限定モデルのようなきれいなピン型パターが並び、独自なお洒落なデザインのパターカバーも目を引きます。しかし、ふと気になったのはそのお値段。お安いもので20万円近くし、高いモノは80万円に迫る高額……。はい。正直手が出ません(笑)
しかし、試打するだけならタダ…。何本かピン型のパターを試打してみましたが、感じたのはヘッドの動かしやすさ。グリップからヘッドまでを含めたクラブ全体のバランスがよいのか、自然と真っすぐ動かせるのです。ソールの座りも良く、当然ながらネック周りの作りもきっちりスクエア。高いだけあり、さすがにいい仕上がりでした。(ちょっと欲しいと思いました)
ツアープロに支給されるような完成度の高いパターを作るメーカーと言えそうですね。できればこのクォリティを下げないままで、もう少し大衆的なモデルも出してほしいですね。
以上、かなり主観的ですが、今年のジャパンゴルフフェアで気になったアイテムでした。もちろん他にもさまざまな魅力的なアイテムが揃っていますので、休日に足を運んでみてはいかがでしょうか?
J・デーリーが使用! フェース面に“タテ溝”が入ったドライバー
ずっと前から気になっていましたが、初めて実物を見たのでご紹介します。米シニアツアーで飛ばし屋ジョン・デーリーやロッコ・メディエイトらが使用して話題になっている『バーティカルグルーブ ドライバー』です。名前の通り、フェース面に垂直の“タテ溝”が入っていることが大きな特徴。なんでも、余分なスピンが減って曲がりが減るとか。
実物を構えてみて、いいなと感じたのはクラウンのデザインです。目標方向に対して、真っすぐな点線がデザインされているのですが、これが中々面白い。普通の直線と違い、軽いイン・トゥ・インで動かした時にその点線が真っすぐ動いて見えるのです。視覚的に振りやすいドライバーと言えますね。今回は残念ながら、試打ブースがなかったため、打球テストができませんでしたが、これで低スピンの打球が打てるなら、ちょっと使ってみたいと思いました。
重量別のソールパーツを交換できる『ゲージデザイン』
会場内で陽気な笑顔を振りまく外国人を発見。彼の名はデビッド・ウィットラム。『ゲージデザイン』を作るパターデザイナーです。実は数年前にアメリカで取材したことがあるのですが、真面目にパター作りをしていて好感が持てるメーカーです。
話しかけてみると、残念ながら以前に訪問したことは覚えていなそうな雰囲気でしたが、気さくに最新パターを説明してくれました。なんでも、ソールのパーツを交換することで打ち心地やコロがりが変わるとか。『ゲージデザイン』は形状のきれいさが特長ですが、こういった工夫を凝らしてくれるのも嬉しい点ですね。(お値段は7万円以上とやや高めでしたが…)
実はかなり欲しくなった(笑) ゴリゴリとマッサージできる機器
広い会場を歩き回っていると、やはり足が疲れてきますよね。そんなタイミングでふと目に付いたのが、『moji』というマッサージ機器のブース。特に、金属のボールが複数ついたマッサージ機器が非常に気になり、早速試してみました。
正直をいうと、こういったマッサージ機器はそこまで珍しくはないのであまり期待はしていませんでした。しかし、使ってみると一味違います。
まず感じたのは、ステンレス製の金属ボールそれぞれがしっかり重量があることです。コロコロ回るというより、皮膚を押しつけつつグリン…グリン…と重く回ってくい込んできます。かなり気持ちいい(笑)足裏で試してみましたが、ゴロゴロほぐしてもいいですし、体重を下にかけてグッと押してもイイ感じでした。
話を聞くと、冷蔵庫などで冷やせばアイシングに使えるし、お湯で温めて使用することもできるとか。部位に合わせてさまざまな形がラインナップされていて、個人的にはかなり注目です。
今季上陸予定 韓国のスイング計測器『PhiGolf』
最近ではさまざまな弾道やスイングを計測できる機器が増えてきました。しかし、非常に高価であったり、ちょっとセッティングが手間だったりと一長一短あります。そんな中で、気軽でいろいろ計測できて、エンタメ性もある計測器を発見。韓国のG-ONEという会社が展開する『PhiGolf』です。
計測器はグリップエンドに刺すだけと、セッティングが非常に簡単でドライバーからパターまでさまざまなスイングデータを計測できます。(精度のほどは何とも言えませんが…)面白いと思ったのは、アプリの画面で自分のアバターがスイングして、弾道を見せてくれるシステム。ゲーム感覚で楽しめそうですね。
なんでも、アプリをダウンロードして、同じ機器を持っている人とネットを通じた対戦などもできるとか。リアリティのあるみんゴルみたいな感じで魅力を感じました。
まだ上陸時期は未定ですが、今年中を目処に考えているようです。ちなみに機器の小売り価格は約2万円とのことなので、ぜひリリースされたら試してみたいですね。計測の精度が高かったらけっこう欲しいアイテムです。
注目のパターデザイナー『タイソン・ラム』の高級パター
今年のジャパンゴルフフェアの前情報を見ていて気になっていたパターが『タイソンラム』です。なんでも次世代のスコッティ・キャメロンと話題のようです。
たしかにブースを見ると、『スコッティ・キャメロン』の限定モデルのようなきれいなピン型パターが並び、独自なお洒落なデザインのパターカバーも目を引きます。しかし、ふと気になったのはそのお値段。お安いもので20万円近くし、高いモノは80万円に迫る高額……。はい。正直手が出ません(笑)
しかし、試打するだけならタダ…。何本かピン型のパターを試打してみましたが、感じたのはヘッドの動かしやすさ。グリップからヘッドまでを含めたクラブ全体のバランスがよいのか、自然と真っすぐ動かせるのです。ソールの座りも良く、当然ながらネック周りの作りもきっちりスクエア。高いだけあり、さすがにいい仕上がりでした。(ちょっと欲しいと思いました)
ツアープロに支給されるような完成度の高いパターを作るメーカーと言えそうですね。できればこのクォリティを下げないままで、もう少し大衆的なモデルも出してほしいですね。
以上、かなり主観的ですが、今年のジャパンゴルフフェアで気になったアイテムでした。もちろん他にもさまざまな魅力的なアイテムが揃っていますので、休日に足を運んでみてはいかがでしょうか?