ヤマニゴルフ ProSENDR<プロセンダー>
ゴルフ上達のための最強ギアやファッション性に優れた最新アイテムを紹介する本連載。国内外のトッププロたちの間でも話題となっているユニークな練習器具をスイングコーチ・関浩太郎が掘り下げる。
配信日時: 2024年2月7日 09時30分
PGAツアープロも愛用。付けるだけでスイングが激変する
正しいスイングが身に付いていなければ、どんな練習をしても時間の無駄になってしまう。闇雲にやっても、逆に変なクセが付いてしまい、極めて逆効果。そんな間違いだらけのスイングでは、最新クラブを手に入れたとしても、そのテクノロジーを活かすことは難しい。だからこそ、これからゴルフを始める人にもアスリートゴルファーにも正しいスイングが短期間で会得できるヤマニゴルフ〈プロセンダー〉の出番だ。
この〈プロセンダー〉はタイガー・ウッズの元コーチであるショーン・フォーリーが開発者として名を連ねており、タイガーの右手首の角度と同じになるように設計されている。実力派スイングコーチとして知られる関 浩太郎は「右手の甲がコテから離れないように甲側に折る、つまり背屈をしたままスイングすることで、多くのアマチュアゴルファーが頭を悩ませる手打ちやアーリーリリースの矯正にも貢献してくれます」とその性能を高く評価。使い始めに違和感を感じたら、自分が間違ったスイングをしている証拠だろう。手の甲をコテに付ける意識が自然にできるようになれば、身体でクラブを振っていけるようになる。
「自然と前傾角度を保てるようになり、ハンドファーストで厚いインパクトを迎えられるようになります。飛距離はもちろん、正確性もグッと上がるでしょう」(関)
ツアープロの愛用者が多いところにも、その信頼性と効果の高さが伺える。アマチュアならなおさら〈プロセンダー〉に頼るべきではないだろうか。
関 浩太郎
せき・こうたろう/1974年生まれ、茨城県出身。米国で学んだ最新スイングレッスンをはじめ、クラブフィッティング、チューンナップに至るまでオールマイティにこなす。著書も多数。「SEKI GOLF CLUB目黒」主宰
Tips-01:オーバースイングを抑えることで理想のトップをつくる
右手甲をコテ部分から離れないようにすることで正しいトップの形が身に付く。右手首を甲側に曲げる背屈が分かり、プロと同じような右手首の角度をキープする練習ができる。「バックスイングを手で上げてしまったり、オーバースイング気味の人に有効です」。なお、右手首の角度はタイガー・ウッズと同じになるように設計されている。
Tips-02:入射角が変わり、ダウンブローで打てる
右手首の角度をキープすることで、ダウンスイングでのアーリーリリースが防げる。プロのようなタメのあるダウンスイングができ、飛距離アップにつながる。「トップからのタメを解かないように意識できるので、ダウンブローで打てるようになります」。また、右手首の過度な背屈を防ぐことができるので、入射角が安定する効果もある。
Tips-03:クラブと身体を一体化し、手打ち防止につながる
ブルーのクッションボールを両腕の間に挟み込むように打つことで身体を使ったスイングを覚えられる。インサイドからクラブが下りてくるようになるので、インパクトゾーンが長くなり、ボールをしっかりつかまえることができる。「手打ちを防ぎ、左腕の正しい使い方も身に付きます。アプローチやパッティング練習にも効果があると思います」
Tips-04:手首に巻いてサッと簡単に装着できる
着脱はベルクロテープ式なので片手でも簡単にできる。「コテの位置が正しくないと効果的なトレーニングができないので注意しましょう。また、右手の背屈やダウンブローなど、初心者にはレベルの高い練習になるので、最初はクッションボールを付けずにコテのみで練習をするのをオススメします」
Pro SENDR
●カラー:ブラック
●サイズ:フリー
●素材:ナイロン+SBR
●価格:¥29,700