おやじゴルフニュース「沖縄の魅力をカヌチャリゾートで考えた」 | 木村和久&かざま鋭二のおやじが気になる旬なゴルフ情報

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おやじゴルフニュース「沖縄の魅力をカヌチャリゾートで考えた」

ゴルフはそこそこそのキャリアを積んでいくと、マンネリや金欠、はたまた体の痛みなどさまざまな問題を抱えながら続けてゆくこととなります。そのとき感じているのは、ゴルフ道を極めようとガムシャラに目指していた目標を失う虚無感。ここらでひと息入れてみませんか。コラムニスト木村和久が、エンジョイゴルフの本質と核心、そしてこれからどうやってゴルフ生活を楽しんでいけばいいのかを提案し、マンガ家・かざま鋭二のイラストと共に旬なゴルフ情報をお届けします。

2022年02月01日

沖縄にはハワイを越える魅力がある

 
イラスト・かざま鋭二(取材は2021年12月初旬に、沖縄で蔓延防止重点填措置が発出される前に感染防止を徹底して行った)
寒い冬は、南の島でのんびりゴルフ。これは700万人ゴルファーの憧れですよね。そんなわけで、今回アマチュアゴルファーを勝手に代表し、オミクロン株が猛威を奮う前に沖縄でゴルフ三昧して来ました。ただそれだけじゃアホ丸出しなので、沖縄リゾートの魅力とは何なのか? 海外リゾートの王道、ハワイと対比しながら、いろいろ考えたいと思います。コロナ禍が治まってきたら沖縄を訪れてみましょうよ。

沖縄での日本女子ツアー2021年開幕戦は小祝さくらが優勝

今から3年前、沖縄の来島者数(2017年実績)が939万人を記録し、938万人のハワイを超えたニュースが流れ、話題となりました。その後、ハワイがデータを上方修正して再び1位になったとか、変なところで盛り上がりましたが、現在はどちらの島も新型コロナウィルスの影響でひと休み。令和4年あたりは、来島者数で再び激しいデットヒートが繰り広げられそうです。
沖縄への1年間の来島者数が1000万人程度ということは、1日ざっくり3万人が来ます。つまり300人乗った旅客機が、1日100便以上到着するってことです。那覇空港もそりゃ、滑走路増やして当然ですよね。

沖縄はハワイを越えるほどの魅力的な島です。特に海外渡航が不便なコロナの時代、リゾートでは、ひとり勝ちかと思います。今回、沖縄を訪ねたときも、飛行機が凄く混んでいて、びっくりしました。なにせ修学旅行の団体に遭遇しましたから。日本じゅうで修学旅行が、ほぼ復活した模様です。参考までにいうと、昨年11月に奈良へ行ったのですが、そのときもお寺や名所・旧跡は修学旅行生で溢れていました。団体旅行が復活すると、観光&レジャー産業もぐるぐる回り始めて、活況づきます。特に沖縄は、県民割「おきなわ彩発見キャンペーン」をいち早く実施しており、そのお客さんが観光施設に大挙押し寄せているとか。とにかく盛り上がっていました。

そんなわけで大人気の沖縄リゾート、その魅力を探りたいと思います。

まずライバルのハワイとの比較ですが、イメージでいうと、ハワイの存在感&影響力は、昔から物凄く大きいです。何せ岡春夫のヒット曲「憧れのハワイ航路」(昭和23年)や「トリスを飲んでHawaiiへ行こう!」キャンペーン(昭和36年)から、日本人の憧れのリゾートという刷り込みをさせられていました。沖縄はハワイに名前で負けていますが、内容面では圧倒的に優位なポジションにいます。
多くの日本人観光客が訪れるハワイオアフ島のワイキキビーチ。ゴルフを目的に訪れる人も多い
これは、あくまで日本人が利用する場合の話ですよ。フライト時間、パスポートのいらない気軽さ、飛行機料金、宿泊料金、料理の美味さ、どれを取っても沖縄が優位。リゾート環境、ゴルフ環境はおおよそ五分の戦いです。でもハワイのラグュジュアリーホテルに泊まるのは捨てがたい。そういう人がいますが、今はハワイの高級リゾートが沖縄に開業しており、ほぼ同じサービスを受けることが出来ます。あと気になるのはハワイに行ったという、証拠のSNS映え、自己満足感、そこだけでしょう。

■ゴルフを満喫するなら大型複合リゾート■

では具体的に沖縄の、どのようなリゾートに泊まればよろしいでしょうか。特にゴルフを満喫したいとなれば、当然ホテルがゴルフ場に隣接しているコースがいいですよね。しかもゴルフ場のみならず、ビーチあり、プールあり、ショッピングエリア、エステ、リモートオフィスなどなんでもありの、大型複合リゾート施設が便利です。ここまでリクエストして、あてはまるリゾートホテルを探すと、「カヌチャリゾート」に絞られて来ます。
沖縄県名護市につくられたカヌチャリゾートはゴルフコースをはじめ、ビーチ、プール、エステとなんでもあり。家族と行っても持て余す時間はない
   
カヌチャはとにかく敷地が広く、ゴルフコースのそばに宿泊棟が点在しており、日本ではちょっと見かけない光景が展開されます。朝起きてカーテンを開けると、目の前に芝の絨毯が広がる。俗にいう「フェアウェイフロント」というやつです。すでに早朝プレーが始まってたりして……かなり興奮しますね。

敷地は約80万坪、東京ドーム56個分って、想像すら出来ない。リゾート内はあまり広いので、ヤマハの4人乗りゴルフカートで移動します。そんなリゾートホテル、日本ではあまり見たことないですよ。
カヌチャリゾート内は4人乗り電動カートで移動する
沖縄のリゾートは沖縄サミット開催(2000年)を機に、一気に高級&大型化に拍車がかかりました。バブル以前は、オクマや万座と言った、航空会社主体のリゾートが活況で、あくまで売りは白い砂浜のビーチでした。沖縄サミットの頃は、地元産業育成の意味もあり、沖縄資本が大挙リゾート産業に参入します。そして、ビーチに加えゴルフ場を絡めた、大型リゾートがもてはやされます。

令和になってからは外資主体で、さらにゴージャスなホテルが進出していますが、さすがお値段もゴージャス。アメリカじゃ日本のラーメン1杯が2000円の時代です。日本で1泊10万円を越えても、外国人観光客は安いな、値頃と感じるでしょう。けどそのレートで、日本人が払うのは結構しんどいと思います。そう考えるとカヌチャリゾートは、大型複合リゾートの高級感を醸しだしつつ、そこそこの料金だし、どのレストランでもかなり満足感を得れます。だから長期滞在しても飽きないし、さほど財布が痛くない。ここらへんが大いなるセールスポイントです。

具体的に紹介しますと、ラウンド前日、リゾートに到着しますよね。カートに乗って、ホテルのタワー棟に案内され、窓のカーテンをささ〜っと開ける。彼方に太平洋が見え、眼下には翌日ラウンドするコースが広がっているじゃないですか。いあ〜絶景かな。オレも、とうとうここまで登りつめたか。人生成功したなという錯覚に陥るから面白いです。
カヌチャリゾートの宿泊施設タワー棟から望むゴルフコース
夕飯まで時間があるので、バルコニーに設置してあるジャグジーに浸かれば、フランク・シナトラの「マイウェイ♪」が鼻唄で出てくる。石原裕次郎がいっていた、「我が人生に悔いなし」という心境は、このことかなんて思ったりしてね。

ゴルフ場のクラブハウスに併設してある中華レストラン、「広東名采 龍宮」(りゅうきゅう)は、何気ない五目炒飯が絶品です。具も奇をてらった食材が入ってないのに、ばくばくいけちゃう。最初に好きな前菜、黒酢の酢豚や海老のチリソース、熱々の麻婆豆腐などを頂き、ついでに餃子などの点心をつまむ。お酒はビールでもいいが、お腹に溜まるので、個人的にはハイボール派。これが五臓六腑に染み渡って、体内アルコール濃度が増して来て、超いい気分。シメに炒飯だけど、そこでちょっと待った。また何げに美味いのが素朴な葱ラーメン。これも捨てがたいが、でもこれはラウンド時の昼御飯に食べよう。炒飯をみんなで分けて食べてから、最後にマンゴープリンを頂く。龍宮は杏仁豆腐などのデザート類が超絶美味しい。すげえ幸せを感じますなあ。
木村お気に入りの中華レストラン「広東名采 龍宮」
散々食べたけど寝るには早い。ここはプールサイドのバーラウンジ「カタラ」でウォッカトニックを飲みながら、チョコとチーズの盛り合わせを頂きますか。このつまみ、六本木の高級クラブじゃ1万円ぐらいするのに、ここじゃ物凄く安い。チーズの柔らかさ、チョコの程よい甘さが絶妙です。裏技は「カジュアルダイニングパラディ」から取り寄せるピザ。これが薄い生地で、チーズがてんこ盛り。自分の好きなタイプなので、幾らでも腹に入る。いや〜すげえ満足。千鳥足でバーを出れば、空には満天の星、やたら多いなと思ったら、周りがイルミネーションで、星と被ってたんだね。
バーラウンジ「カタラ」で夜遅くまでゴルフ談義に花が咲く
   
さあ明日はゴルフだ、いよいよコース案内と思うでしょ。いやラウンド前に、「神着」(かぬちゃ)で和食の朝ご飯を頂くのがツゥでございますよ。ここのご飯は庭に置いてある、薪を使った竈で炊くから、ふっくらして美味いのなんの。朝から夕飯みたいなボリュームに圧倒されますが、何故かペロリと平らげるから不思議。美味しいものは幾らでも入るんですね。
和食レストラン「神着」の朝食は竈焚きの米が自慢。夕食ではアグー豚のしゃぶしゃぶが木村オススメ
   
さあいよいよラウンド開始でございます。カヌチャゴルフコースでリゾートゴルフを満喫と思いましたが、残念、書くスペースがなくなった。沖縄ゴルフの魅力は、次回に持ち越しということで、お楽しみのほどを。
木村和久
きむら・かずひさ/1959年生まれ、宮城県出身。世の中のトレンドを追求し、ゴルフや恋愛に関するコラムを多数執筆するほか、マンガ原作も手がける。隔週刊ゴルフ誌「ALBA」ほか、連載多数。

かざま鋭二
かざま・えいじ/1947年生まれ、東京都出身。多くのゴルフマンガを執筆。代表作「風の大地」(原作・坂田信弘)では小学館漫画賞を受賞。現在、エイジシュートに挑戦中。

取材協力/カヌチャリゾート(沖縄県) 撮影/ALBA
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