木村和久のおやじゴルフニュース「発見!イマドキの若者ゴルファーの生態が分かるコース ブリストルヒルゴルフクラブ」 | 木村和久&かざま鋭二のおやじが気になる旬なゴルフ情報

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木村和久のおやじゴルフニュース「発見!イマドキの若者ゴルファーの生態が分かるコース ブリストルヒルゴルフクラブ」

ゴルフはそこそこそのキャリアを積んでいくと、マンネリや金欠、はたまた体の痛みなどさまざまな問題を抱えながら続けてゆくこととなります。そのとき感じているのは、ゴルフ道を極めようとガムシャラに目指していた目標を失う虚無感。ここらでひと息入れてみませんか。コラムニスト木村和久が、エンジョイゴルフの本質と核心、そしてこれからどうやってゴルフ生活を楽しんでいけばいいのかを提案し、マンガ家・かざま鋭二のイラストと共に旬なゴルフ情報をお届けします。

2021年10月19日

都心からクルマで1時間で南国リゾート気分

 
イラスト・かざま鋭二
■コースのゲートには鉄製の巨大な門■

今回のおやじゴルフニュースはコースの話をします。とはいっても、従来あった「死ぬまでに回りたいベストコース100」みたいな、高尚でヒエラルキーてんこ盛りな記事ではありません。こちらは、あくまでおやじ目線で、使い心地やコスパ、ロケーション、面白い使い方、最新ゴルフ文化が分かるなどの情報に、重きを置きたいと思います。

松山英樹の靴底に“X”【写真】

そこで是非とも紹介したいと、白羽の矢を立てたのが「ブリストルヒルゴルフクラブ」です。ここは「イマドキの若者の生態が分かるコース」として注目されています。
というわけで、どこがイマドキの若者の生態なのか、詳しく説明してしましょう。まずロケーションですが、千葉県は富津市にあるので、アクアラインを使えば、都心から約1時間ちょっとで到着です。実に近いですなあ。もちろん利用者はビジターとして、ネット予約が簡単にできます。常に間口が広いのが魅力的です。

そしてコースのゲートには鉄製の巨大な門が。「頼もう〜」というや、ギギギギ〜と門が開きって、言わなくても開きますが、セキュリティがしっかりしているところが凄い。門を通りトンネルを抜けると、そこは別世界が繰り広げられていました。これがブリストルヒルGC最大の売り「ゲーテドコミュニティ」です。

広大な敷地には高級別荘が点在しており、まるでハワイのコンドミニアム付きコースを訪れたみたい。敷地内に人が住んでいるから、ゲートがあったんですね。設計およびトータルコンセプトを手がけたのは、リゾートコース設計の第一人者、ロドニー・ライト氏。彼はハワイやスリランカ、マレーシアなどのコースを手がけ、日本では唯一ここだけ設計しています。だから都心からクルマで1時間で、ハワイの気分を満喫できるのです。明らかに他のコースと雰囲気が違うし、空の抜けも千葉とは思えない清々しさです。
コース内には高級別荘が点在し、ハワイのリゾートコースを連想させる
特に夏場は日差しが強烈で、海外リゾート感ハンパないです。おそらく新型コロナウィルスの影響で足止めをくらった海外遠征組が、大挙押し寄せているかもしれませんね。

エントランスにクルマを停めてキャディバッグを預けるとき、ふと周りを見回すや、若い人が多いのに驚きます。スタッフは20代がメインでフレッシュそのもの。お客さんも30〜40歳前後が多く、非常にアグレッシブです。訪問したときはまだ夏の日差しの時期、ゲストは短パン姿に、ビビットな色彩のポロシャツを着た人が多く見受けられました。まるでゴルフのファッションページに出てくるようなコーディネイトです。足もこんがり焼けているし、いや〜、常日頃からゴルフをたんまりやってますな。

■華やかな女性ゴルファーに目を奪われ■

さっそくレストランに行って朝食を頂きます。朝食ブッフェは380円で、サラダ、コーヒー、生タマゴ、カレーのバイキングとなっており非常にリーズナブル。朝は安く軽くでいいという考えの人と、がっつり食べたい人の、双方の欲求を満たすのだから恐れ入ります。朝カレーとコーヒーがこんなにマッチするんなんて。この感動は、吉田拓郎が原宿ペニーレインでバーボンを飲んで以来って、いつの話しやねん。当時の吉田拓郎は、カレーとコーヒーとタバコの3点セットが、最強コラボと言っていたことをふと思い出しました。

 ブリストルヒルGCは練習場もしっかりありますが、リゾートに来たのだから、それは気分に合わせて、お好きにどうぞ。その日は、パターだけやってスタートしました。ふと前の組を見ると、男性2人に女性1人の組み合わせじゃないですか。おやじ目線で見ると「アメリカンニューシネマ」ってやつですね。映画「明日に向って撃て」は、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォーフォド、キャサリン・ロスが微妙な三角関係で、銀行強盗をしながら旅をしてました。

その組もどういう関係か知りませんが、とてもオシャレに見えるし。 そしてふと後ろの組を見るや、今度は男性一人に女性二人じゃん。これは「逆アメリカンニューシネマ」か、あるいは漫画家あだち充先生の「タッチ」バージョンなのか。周りをよく見ると女性ゴルファーが多いことに気づきます。しかも、女性同士というより男女混合チームが多いのです。
スタートホールのグリーンからクラブハウスを臨む。右端の建物は某有名プロゴルファーの別荘。グリーン上はイラスト担当かざま先生
スタートホールは広々しており、左前方にある、某有名プロゴルファーの巨大な別荘を目標にドライバーをかっとばす。いやあ〜実に爽快じゃないですか。コース紹介なのでスコアは割愛しますが、コース自体はだいぶ改修されて、気軽に打てるようになりました。実は開業したときから、何回も来ているのですが、オープン当時は人間の身長ぐらいあるヘスキュー芝が生い茂り、スコットランドに来たような(行ったことないけどさ)、難攻不落のコースでした。

現在の経営者に変わり、従来の高級別荘&お金持ち向けエクスクルーシブ指向から、門戸開放&カジュアルリゾート路線に変更したのです。無駄な草を刈り見晴らしをよくし、ビジターも気軽に打てるようにして、食事を美味しくし、女性客歓迎政策を打ち出しました。コースナビを見ながら、刻むところは刻み、攻めるところは攻める。決して無理な設定はなく、自分で戦略を立てられることが楽しいのです。

■ランチがまた格別! リーズナブルな料金もうれしい■
ランチで木村が食した絶品“豚ロースの生姜焼き”。「これが本物の生姜焼きだ」と、木村
さてハーフを上がって、本日のお楽しみ、お昼ゴハンと参りましょうか。ここのランチは、ちょっと料金高めですが、是非、食べて頂きたい。イタリアンの巨匠、渡邉明シェフが腕をふるう料理が素晴らしいのです。メニューの表記はオーソドックスですが、中身が全然違います。

例えば「千葉県産東の匠、無菌豚、肩ロースの生姜焼き」(2290円)を頼むとするでしょう。するとナイフとフォークがついてて、肉をお切り下さいと。「オレ前歯が差し歯だから、気を使っているのか?」と思いきや、全然違うのです。肉の厚さが、通常のしょうが焼きの3倍ぐらいあります。ほとんどステーキと言って差し支えないでしょう。巨大な一枚肉で、満足感この上なし。生姜の量もハンパないし、これが本物のしょうが焼きだって、ある意味感動すら覚えます。

ほかの料理も推して知るべし。「ブリストルステーキ」、「きのこたっぷりハンバーグ」、「キングサーモンのステーキ 北海道の極うまポテト添え」など、どれもが従来のゴルフ場のランチの範疇を越えるものばかりです。さらに女性に人気のデザートの数々も充実。女性客のハートをとらえるのが実にうまいじゃないですか。

 料金も平日なら1万円前後でラウンドできて、プラスデザート付きプランなど、様々なラウンドプランを提示しています。ゴルフ料金は、都心からの距離に反比例しがち。首都圏のコースなら平日2万円越えはザラです。千葉でも都心に近いと、結構な料金となります。これが福沢諭吉1枚程度で楽しめるなら、嬉しいじゃないですか。

トータルで考えると、近いしコスパはいいし、女性ウケする要素てんこ盛りだし、女性が行きたがれば、当然男性もついて行かざるおえない。そういう男女ワクワク感があるので、自然と若者が集まるようになっているんですね。
最終ホール、グリーンエッジからアプローチをする木村
おじさん世代から見れば、ゴルフ人口が減ってゴルフがすたれると脅されていましたが、30代〜40代はしっかりと賢いゴルフをやっているようです。問題はコロナ渦で始めた、20代のゴルファーかな。そういう人たちが、せっかく覚えたのに、「つまらない」とか「いじめられる」とか「上手くならない」と言って辞めてしまうことです。機会があれば、今度は初心者が集うゴルフ場なども、ウォッチしたいです。

どうです? 皆さん、少しはゴルフをやる気になったでしょうか。従来の名コース紹介は、一生に一度は行きたい名門コースを探訪していました。あるいは老いた年齢から考えて、残り100回もコースに行けないのに、500万円ぐらい払ってメンバーになるとかね。そのように現実離れしたコース紹介が、多かったように思えます。
「ブリストルヒルゴルフクラブ」は館山自動車道・富津中央ICを下りて3キロ。都心からクルマで1時間。温暖な館山の気候がリゾート感を高める
時は移り、今やネット予約でビジターがばんばん打てる時代です。一人で予約も簡単にできてしまう。このビジター全盛の世の中で、面白くて有意義なコースを、どんどん紹介したいと思います。次回のコース紹介も、すでにプランを練ってますからね、乞ご期待です。
木村和久
きむら・かずひさ/1959年生まれ、宮城県出身。世の中のトレンドを追求し、ゴルフや恋愛に関するコラムを多数執筆するほか、マンガ原作も手がける。隔週刊ゴルフ誌「ALBA」ほか、連載多数。

かざま鋭二
かざま・えいじ/1947年生まれ、東京都出身。多くのゴルフマンガを執筆。代表作「風の大地」(原作・坂田信弘)では小学館漫画賞を受賞。現在、エイジシュートに挑戦中。
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