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史上6人目のアマ優勝K・ギルマンの“曲がらない”はスイングに秘密あり【辻にぃ見聞】
史上6人目のアマ優勝K・ギルマンの“曲がらない”はスイングに秘密あり【辻にぃ見聞】
所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita
配信日時: 2018年7月24日 10時30分
連日35度を超える暑さの中で行われた「センチュリー21レディス」は、今大会が日本ツアー初出場だった20歳のアマチュア、クリスティン・ギルマン(米国)の優勝で幕を閉じた。一方でルーキーの小祝さくらは、3度目の最終日首位発進ながらもまたしてもタイトルには届かなかった。そんな琵琶湖のほとりで行われた熱戦を、上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が語る。
【関連写真】35度を超える暑さの優勝争いでも小祝さくらは涼しげな表情
■ギルマンの“曲がらない”はスイングに秘密あり
優勝したギルマンは2014年の「全米女子アマチュア選手権」で優勝、今年の「全米女子オープン」で27位に入るなど実績十分。持ち味は“曲がらないショット”で、本人曰く「OBを打ったことがない」というほど。その秘密を辻村氏はスイングに見た。
「シャフトがつねに体の正面をキープしている。体の回転にクラブが同調しているので、急激なフェースローテーションが少ない。だから振り遅れがなく、大きく曲がることがないんです。体が起き上がったときにはヘッドが軸の前にある…アニカ・ソレンスタムに憧れていると聞きましたが、近いものを感じます」。このアメリカンなスイング。真似ればいいわけではない、という前提のもとでさらなるすごみを続ける。
「スローで再生したスイングを見ると彼女のすごさが分かります。体の回転で打っていて起き上がるのが早く見えるスイングですが、実は左サイドが全く開いていない。左肩がずっとアゴにくっついていますからね。回転運動と左の”受け”が曲がらない要因です」
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■ギルマンの“曲がらない”はスイングに秘密あり
優勝したギルマンは2014年の「全米女子アマチュア選手権」で優勝、今年の「全米女子オープン」で27位に入るなど実績十分。持ち味は“曲がらないショット”で、本人曰く「OBを打ったことがない」というほど。その秘密を辻村氏はスイングに見た。
「シャフトがつねに体の正面をキープしている。体の回転にクラブが同調しているので、急激なフェースローテーションが少ない。だから振り遅れがなく、大きく曲がることがないんです。体が起き上がったときにはヘッドが軸の前にある…アニカ・ソレンスタムに憧れていると聞きましたが、近いものを感じます」。このアメリカンなスイング。真似ればいいわけではない、という前提のもとでさらなるすごみを続ける。
「スローで再生したスイングを見ると彼女のすごさが分かります。体の回転で打っていて起き上がるのが早く見えるスイングですが、実は左サイドが全く開いていない。左肩がずっとアゴにくっついていますからね。回転運動と左の”受け”が曲がらない要因です」