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【記者の目】トーナメントの盛り上げは…プレーとギャラリーサービスの両輪がバランスよく回転することだと思う
【記者の目】トーナメントの盛り上げは…プレーとギャラリーサービスの両輪がバランスよく回転することだと思う
配信日時: 2018年6月18日 09時52分
鈴木愛の逆転優勝で幕を閉じた今年の「ニチレイレディス」。申ジエ(韓国)、テレサ・ルー(台湾)とのプレーオフを含めた優勝争いは十分見ごたえがあっただけに、現地に足を運んだゴルフファンは満足したのではないだろうか。
ニチレイレディスの熱いプレーを振り返る〜LIVE写真館
プロトーナメントを会場で観戦すると、テレビ中継ではなかなか伝わりにくい部分を理解できる。コースの高低差やグリーンのアンジュレーション、ラフの深さ、ショットの際に発するインパクトの音など、現地に来て”なるほどな”と感じることは少なくない。ただ、その反面、不便に感じることが多いのも事実だ。
野球やサッカーと違い、ゴルフは広大な敷地を必要とするため、都心から離れたところでトーナメントが開催される。電車やバスを乗り継ぎ、会場まで1時間以上かけてくる人がほとんどだろう。さらに、コース内でも同じ選手を観戦し続けるには相当な距離を歩くことになる。それも、選手より確実に足場の悪いところを歩かなければいけない。観る方も体力を必要とされるだけに、ゆっくりと休憩するエリアが欲しいところだが、ギャラリーが満足するだけのスペースを持ったトーナメントは少ないように思う。
その意味では、今回のニチレイレディスのギャラリープラザには驚かされた。クラブハウスと18番グリーンとの間に設置されていたが、まず目についたのが、テーブルとイスを覆うように作られた巨大なテントだ。ゆうに500人以上は座れるだけのスペースを持つ。
そのテントの横には食事や飲み物を提供する店舗が並び、ギャラリーはそこで購入したものをテントの下まで運んでランチタイムを楽しむが、岸正明大会事務局長は次のように語る。「大型テントは災害時の避難場所としてはもちろん、梅雨時の開催なのでギャラリーの皆様が雨をしのげることを考えて設置しました」。予算的にはまずまずの出費となったらしいが、ギャラリーファーストの理念を優先させたという。
ニチレイレディスの熱いプレーを振り返る〜LIVE写真館
プロトーナメントを会場で観戦すると、テレビ中継ではなかなか伝わりにくい部分を理解できる。コースの高低差やグリーンのアンジュレーション、ラフの深さ、ショットの際に発するインパクトの音など、現地に来て”なるほどな”と感じることは少なくない。ただ、その反面、不便に感じることが多いのも事実だ。
野球やサッカーと違い、ゴルフは広大な敷地を必要とするため、都心から離れたところでトーナメントが開催される。電車やバスを乗り継ぎ、会場まで1時間以上かけてくる人がほとんどだろう。さらに、コース内でも同じ選手を観戦し続けるには相当な距離を歩くことになる。それも、選手より確実に足場の悪いところを歩かなければいけない。観る方も体力を必要とされるだけに、ゆっくりと休憩するエリアが欲しいところだが、ギャラリーが満足するだけのスペースを持ったトーナメントは少ないように思う。
その意味では、今回のニチレイレディスのギャラリープラザには驚かされた。クラブハウスと18番グリーンとの間に設置されていたが、まず目についたのが、テーブルとイスを覆うように作られた巨大なテントだ。ゆうに500人以上は座れるだけのスペースを持つ。
そのテントの横には食事や飲み物を提供する店舗が並び、ギャラリーはそこで購入したものをテントの下まで運んでランチタイムを楽しむが、岸正明大会事務局長は次のように語る。「大型テントは災害時の避難場所としてはもちろん、梅雨時の開催なのでギャラリーの皆様が雨をしのげることを考えて設置しました」。予算的にはまずまずの出費となったらしいが、ギャラリーファーストの理念を優先させたという。