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「攻めゆえの失敗は後悔しない」40歳を超えても貫くスタイルには敬意しかありません【辻にぃ見聞】
「攻めゆえの失敗は後悔しない」40歳を超えても貫くスタイルには敬意しかありません【辻にぃ見聞】
所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi
配信日時: 2018年6月5日 09時12分
国内女子ツアー「ヨネックスレディス」で優勝を飾った大山志保。昨年秋の頚椎椎間板ヘルニア発症でツアーを離れ、今季「ほけんの窓口レディース」で復帰。理想の6割程度でしかスイングできない状況のなか、復帰4戦目での気迫の勝利。大山の復帰前、復帰後の様子を見てきたプロコーチの辻村明志氏に、彼女の凄さを語ってもらう。
大山志保、魂のガッツポーズ、表彰式の笑顔…ヨネックスレディス フォトギャラリー
■40歳を超えても、体調が万全ではなくても…。貫き続けるスタイルが勝利を呼び込む
トータル6アンダーからスタートした大山は、前半だけで4つスコアを伸ばして、2桁アンダーに。この時点で大差が開き、後半は2バーディ・2ボギーとなったが、結果的にはトータル10アンダーで2位以下に4打差をつける圧勝となった。優勝会見では「最終18番では痛みが出ていた」と語っていたように、状態は万全ではない。「私には気合しかない」と彼女を支えていたのは、強靭な精神力だ。
「復帰戦の福岡(ほけんの窓口)で大山さんと話をしましたが、『18ホール歩いたのは去年の試合以来ですから、2日連続で歩いたら筋肉痛です』と笑っていました。プレーできるうれしさの感情と受け取りましたが、ラウンド後に練習する姿はあまり見かけなかった。もともと1日7〜8時間打ち続けていることで有名な“打ち込みの鬼”。いまは彼女にとっては3割も打ち込めていないと思います」
試合に出るのでさえも難しいとされる状況で優勝。それはひとえに大山の強い気持ちがあってこそ。
大山志保、魂のガッツポーズ、表彰式の笑顔…ヨネックスレディス フォトギャラリー
■40歳を超えても、体調が万全ではなくても…。貫き続けるスタイルが勝利を呼び込む
トータル6アンダーからスタートした大山は、前半だけで4つスコアを伸ばして、2桁アンダーに。この時点で大差が開き、後半は2バーディ・2ボギーとなったが、結果的にはトータル10アンダーで2位以下に4打差をつける圧勝となった。優勝会見では「最終18番では痛みが出ていた」と語っていたように、状態は万全ではない。「私には気合しかない」と彼女を支えていたのは、強靭な精神力だ。
「復帰戦の福岡(ほけんの窓口)で大山さんと話をしましたが、『18ホール歩いたのは去年の試合以来ですから、2日連続で歩いたら筋肉痛です』と笑っていました。プレーできるうれしさの感情と受け取りましたが、ラウンド後に練習する姿はあまり見かけなかった。もともと1日7〜8時間打ち続けていることで有名な“打ち込みの鬼”。いまは彼女にとっては3割も打ち込めていないと思います」
試合に出るのでさえも難しいとされる状況で優勝。それはひとえに大山の強い気持ちがあってこそ。