PGAツアー
米国男子
ザ・メモリアル・トーナメント
日程 2018年5月31日-6月3日賞金総額 ―
TV/ネット放送予定腰に不安を抱える宮里優作、スコア伸ばすも「もう苦しいの一言」
腰に不安を抱える宮里優作、スコア伸ばすも「もう苦しいの一言」
所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya
配信日時: 2018年6月3日 02時38分
Round 3 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -14 | ブライソン・デシャンボー |
2 | -13 | パトリック・キャントレー |
2 | -13 | ホアキン・ニーマン |
2 | -13 | カイル・スタンレー |
5 | -12 | アン・ビョンハン |
6 | -10 | ジャスティン・ローズ |
7 | -9 | 松山 英樹 |
7 | -9 | タイガー・ウッズ |
7 | -9 | J.B.ホームズ |
7 | -9 | キム・ミンフィ |
<ザ・メモリアル・トーナメント 3日目◇2日◇ミュアフィールド・ビレッジGC(7,392ヤード・パー72)>
カットラインギリギリのトータルイーブンパーで決勝ラウンドに進出した宮里優作は、3バーディ・1ボギーの「70」で回り58位タイと順位を上げた。今後の目標に掲げる「全米オープン」出場に向け、上位争いが求められるが、この日は反省ばかりが口をついた。
【関連動画】松山英樹が頭脳的なショットでイーグル奪取!
スタートの1番から7番までパーを並べ、8、9番で連続バーディ。直後の10番はボギーとしたものの、最終18番でバーディを奪うまで、きっちりパーセーブを続ける安定したゴルフを続けた。しかし、「後半はアイアンがなかなかコントロールできなくて、ティショットもパー5で荒れたりした。全然スイングができていない感じ」と、調子の悪さを口にした。4月に帰国し、国内ツアー「中日クラウンズ」、「日本プロゴルフ選手権」に出場した際にも課題にしていたショットは、いまだ不安材料として残っている。
9番で決めたロングパットも、「入れたんじゃなくて『あー入った』という感じ。あまり確信がないまま後半に行ってしまった」。バーディを決めた18番も「最後はラッキー。ギャンブルショットがうまくいった。なるべく、ああいうショットはしたくない」と、プレーへの手ごたえをつかめないなかで、スコアだけが伸びていったという印象がその言葉からはうかがえる。
その原因はやはり不安を抱える腰からくるもの。先週の欧州ツアー「BMW PGA選手権」を棄権する原因となった腰痛はいまだ尾を引いている。
「後半になって腰が張ってきてフィニッシュが取れない状況。距離も全然出ていないし。ショートゲームでやりくりするしかない」と、患部を意識しながらのゴルフを余儀なくされている。「アイアンはヘッドを走らせて転がしたりできるけど、ドライバーが…。フェードボールを打ちたいとき、いつもはしっかりと腰を左に切っていくんですけど、今は止まって右に体重が乗るのでプッシュと引っかけのどっちも出る。ドローもいきあたりばったりのドロー」とプレーへの影響は大きい。
「もう苦しいの一言」というラウンドが続くが、明日もコースに立つ理由が宮里にはある。現在目標に掲げる、2週後の「全米オープン」出場に向け、今大会で上位進出を果たせば、出場資格が与えられる世界ランク上位60人入りに近づく。現在の宮里のランクは64位。それを逃すと、4日(月)に行われる予選会に回ることになる。前日には「月曜日が心配」と語った腰への負担を軽減するためにも、明日“一発回答”を得たいところだ。
カットラインギリギリのトータルイーブンパーで決勝ラウンドに進出した宮里優作は、3バーディ・1ボギーの「70」で回り58位タイと順位を上げた。今後の目標に掲げる「全米オープン」出場に向け、上位争いが求められるが、この日は反省ばかりが口をついた。
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スタートの1番から7番までパーを並べ、8、9番で連続バーディ。直後の10番はボギーとしたものの、最終18番でバーディを奪うまで、きっちりパーセーブを続ける安定したゴルフを続けた。しかし、「後半はアイアンがなかなかコントロールできなくて、ティショットもパー5で荒れたりした。全然スイングができていない感じ」と、調子の悪さを口にした。4月に帰国し、国内ツアー「中日クラウンズ」、「日本プロゴルフ選手権」に出場した際にも課題にしていたショットは、いまだ不安材料として残っている。
9番で決めたロングパットも、「入れたんじゃなくて『あー入った』という感じ。あまり確信がないまま後半に行ってしまった」。バーディを決めた18番も「最後はラッキー。ギャンブルショットがうまくいった。なるべく、ああいうショットはしたくない」と、プレーへの手ごたえをつかめないなかで、スコアだけが伸びていったという印象がその言葉からはうかがえる。
その原因はやはり不安を抱える腰からくるもの。先週の欧州ツアー「BMW PGA選手権」を棄権する原因となった腰痛はいまだ尾を引いている。
「後半になって腰が張ってきてフィニッシュが取れない状況。距離も全然出ていないし。ショートゲームでやりくりするしかない」と、患部を意識しながらのゴルフを余儀なくされている。「アイアンはヘッドを走らせて転がしたりできるけど、ドライバーが…。フェードボールを打ちたいとき、いつもはしっかりと腰を左に切っていくんですけど、今は止まって右に体重が乗るのでプッシュと引っかけのどっちも出る。ドローもいきあたりばったりのドロー」とプレーへの影響は大きい。
「もう苦しいの一言」というラウンドが続くが、明日もコースに立つ理由が宮里にはある。現在目標に掲げる、2週後の「全米オープン」出場に向け、今大会で上位進出を果たせば、出場資格が与えられる世界ランク上位60人入りに近づく。現在の宮里のランクは64位。それを逃すと、4日(月)に行われる予選会に回ることになる。前日には「月曜日が心配」と語った腰への負担を軽減するためにも、明日“一発回答”を得たいところだ。