ゾーンに入り「64」のジョーダン・スピース 最多差逆転はならず
<マスターズ 最終日◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC(7,435ヤード・パー72)>
「最後のパットが入るまで、一度もリーダーボードを見なかった。誓ってもいい」。それほど、今日のジョーダン・スピース(米国)は自分のゴルフに徹した。スコアを伸ばし続けることだ。
【写真】360度カメラでオーガスタの熱気を感じる
首位のパトリック・リード(米国)とは9打差からのスタート。「トーナメント自体のことは考えずに、オーガスタ・ナショナルをプレーすることだけに集中した」。追い上げる、逆転する、そんな気持ちはみじんもなかった。その強い意気込みが、スピースをゾーンへと誘った。
出だしの1番から連続バーディ。5番も取って8、9番で再び連続バーディ。前半だけで5つ伸ばし、気づけば二桁アンダーまで伸ばしていた。12、13番でまたしても連続バーディ。15番でも伸ばして迎えた16番。コース上のボルテージが最高潮に上がった。「今日はすべてが正しかった」と興奮気味に語ったスピース。コース内でもっともパトロンが集まる場所で、ピン手前からの10メートルをど真ん中から沈めてみせた。
この時点で首位のリードと並んだが、17番で惜しいパットを外して迎えた最終18番。同じくスコアを伸ばしていたリッキー・ファウラー(米国)がバーディを奪ったのに対して、スピースはティショットのミスが響き、まさかのボギー。終わってみれば、トータル13アンダーの3位。大会2勝目を逃す結果となってしまった。
「トーナメントを勝つときというのは、考えられないことが起きたりするもの。今週はそういうことがなくてもこの結果だ。5年連続で優勝争いしているから、今日は良かったとしよう」と、悔いはなし。1956年の8打差逆転を越える9打差の逆転勝利とはならなかったが、オーガスタ、そしてマスターズという舞台はやっぱりスピースのことが大好きなのだろう。(文・高桑均)
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