PGAツアー
米国男子
マスターズ
日程 2018年4月5日-4月8日賞金総額 ―
TV/ネット放送予定ゾーンに入り「64」のジョーダン・スピース 最多差逆転はならず
ゾーンに入り「64」のジョーダン・スピース 最多差逆転はならず
所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa
配信日時: 2018年4月9日 01時02分
Round 4 | ||
---|---|---|
順位 | Sc | PLAYER |
1 | -15 | パトリック・リード |
2 | -14 | リッキー・ファウラー |
3 | -13 | ジョーダン・スピース |
4 | -11 | ジョン・ラーム |
5 | -9 | キャメロン・スミス |
5 | -9 | ローリー・マキロイ |
5 | -9 | ヘンリック・ステンソン |
5 | -9 | バッバ・ワトソン |
9 | -8 | マーク・リーシュマン |
10 | -7 | トニー・フィナウ |
<マスターズ 最終日◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC(7,435ヤード・パー72)>
「最後のパットが入るまで、一度もリーダーボードを見なかった。誓ってもいい」。それほど、今日のジョーダン・スピース(米国)は自分のゴルフに徹した。スコアを伸ばし続けることだ。
【写真】360度カメラでオーガスタの熱気を感じる
首位のパトリック・リード(米国)とは9打差からのスタート。「トーナメント自体のことは考えずに、オーガスタ・ナショナルをプレーすることだけに集中した」。追い上げる、逆転する、そんな気持ちはみじんもなかった。その強い意気込みが、スピースをゾーンへと誘った。
出だしの1番から連続バーディ。5番も取って8、9番で再び連続バーディ。前半だけで5つ伸ばし、気づけば二桁アンダーまで伸ばしていた。12、13番でまたしても連続バーディ。15番でも伸ばして迎えた16番。コース上のボルテージが最高潮に上がった。「今日はすべてが正しかった」と興奮気味に語ったスピース。コース内でもっともパトロンが集まる場所で、ピン手前からの10メートルをど真ん中から沈めてみせた。
この時点で首位のリードと並んだが、17番で惜しいパットを外して迎えた最終18番。同じくスコアを伸ばしていたリッキー・ファウラー(米国)がバーディを奪ったのに対して、スピースはティショットのミスが響き、まさかのボギー。終わってみれば、トータル13アンダーの3位。大会2勝目を逃す結果となってしまった。
「トーナメントを勝つときというのは、考えられないことが起きたりするもの。今週はそういうことがなくてもこの結果だ。5年連続で優勝争いしているから、今日は良かったとしよう」と、悔いはなし。1956年の8打差逆転を越える9打差の逆転勝利とはならなかったが、オーガスタ、そしてマスターズという舞台はやっぱりスピースのことが大好きなのだろう。(文・高桑均)
「最後のパットが入るまで、一度もリーダーボードを見なかった。誓ってもいい」。それほど、今日のジョーダン・スピース(米国)は自分のゴルフに徹した。スコアを伸ばし続けることだ。
【写真】360度カメラでオーガスタの熱気を感じる
首位のパトリック・リード(米国)とは9打差からのスタート。「トーナメント自体のことは考えずに、オーガスタ・ナショナルをプレーすることだけに集中した」。追い上げる、逆転する、そんな気持ちはみじんもなかった。その強い意気込みが、スピースをゾーンへと誘った。
出だしの1番から連続バーディ。5番も取って8、9番で再び連続バーディ。前半だけで5つ伸ばし、気づけば二桁アンダーまで伸ばしていた。12、13番でまたしても連続バーディ。15番でも伸ばして迎えた16番。コース上のボルテージが最高潮に上がった。「今日はすべてが正しかった」と興奮気味に語ったスピース。コース内でもっともパトロンが集まる場所で、ピン手前からの10メートルをど真ん中から沈めてみせた。
この時点で首位のリードと並んだが、17番で惜しいパットを外して迎えた最終18番。同じくスコアを伸ばしていたリッキー・ファウラー(米国)がバーディを奪ったのに対して、スピースはティショットのミスが響き、まさかのボギー。終わってみれば、トータル13アンダーの3位。大会2勝目を逃す結果となってしまった。
「トーナメントを勝つときというのは、考えられないことが起きたりするもの。今週はそういうことがなくてもこの結果だ。5年連続で優勝争いしているから、今日は良かったとしよう」と、悔いはなし。1956年の8打差逆転を越える9打差の逆転勝利とはならなかったが、オーガスタ、そしてマスターズという舞台はやっぱりスピースのことが大好きなのだろう。(文・高桑均)