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R&AとUSGAが「2017ディスタンスレポート」を発表、世界中で飛距離が一挙に伸びた理由は?
R&AとUSGAが「2017ディスタンスレポート」を発表、世界中で飛距離が一挙に伸びた理由は?
配信日時: 2018年3月6日 10時13分
3月5日、R&AとUSGAは2017年の世界のツアーにおけるディスタンスレポート(飛距離報告)を発表。世界各地の主要なツアーで計30万発以上の競技者の飛距離を計測・調査したものだが、その内容が衝撃的だ。
⇒飛距離と言えばこのスイング
なんと、2017年の調査では2016年から平均3ヤード以上も伸びたことが分かった。R&AとUSGAは2002年の共同声明で「最高レベルのツアーでの顕著な飛距離アップは好ましくない」と監視し続けており、これまでは毎年0.2ヤード増との僅かな伸びに留まっていた。ところが、昨季は世界各地のツアーで一挙に飛距離アップに転じた。
中でも、急激な伸びを見せたのは日本男子ツアー(+5.9ヤード)、Webドットコムツアー(+6.9ヤード)、欧州女子ツアー(+6.4ヤード)。下がったのは米国女子ツアー(−0.8ヤード)のみ。世界で同時に起きた飛距離アップの理由とは何なのか?JGTOのコースセッターでもある田島創志は要因をこう見ている。
「間違いなく、トラックマンなど弾道測定器の影響でしょうね。ボクもそうですが、これまで感覚でやっていたことがデータで可視化され、より飛ばすために必要なことが自分自身で気づけるようになりました。その修正方法やデータの活かし方はまだまだ世界に遅れをとっていますが、日本男子ツアーでもトラックマンをパフォーマンスアップに活かすのは選手の“当たり前”になりました」(田島)
加えて、日本男子ツアーのコースセッターとして、自らも世界に通用する選手を育てるため、280ヤード以上のキャリーを打たせるセッティングで選手の挑戦意欲を掻き立てているという。
⇒飛距離と言えばこのスイング
なんと、2017年の調査では2016年から平均3ヤード以上も伸びたことが分かった。R&AとUSGAは2002年の共同声明で「最高レベルのツアーでの顕著な飛距離アップは好ましくない」と監視し続けており、これまでは毎年0.2ヤード増との僅かな伸びに留まっていた。ところが、昨季は世界各地のツアーで一挙に飛距離アップに転じた。
中でも、急激な伸びを見せたのは日本男子ツアー(+5.9ヤード)、Webドットコムツアー(+6.9ヤード)、欧州女子ツアー(+6.4ヤード)。下がったのは米国女子ツアー(−0.8ヤード)のみ。世界で同時に起きた飛距離アップの理由とは何なのか?JGTOのコースセッターでもある田島創志は要因をこう見ている。
「間違いなく、トラックマンなど弾道測定器の影響でしょうね。ボクもそうですが、これまで感覚でやっていたことがデータで可視化され、より飛ばすために必要なことが自分自身で気づけるようになりました。その修正方法やデータの活かし方はまだまだ世界に遅れをとっていますが、日本男子ツアーでもトラックマンをパフォーマンスアップに活かすのは選手の“当たり前”になりました」(田島)
加えて、日本男子ツアーのコースセッターとして、自らも世界に通用する選手を育てるため、280ヤード以上のキャリーを打たせるセッティングで選手の挑戦意欲を掻き立てているという。