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恐怖に打ち勝った結果が数字に 比嘉真美子がイーグル女王【翔太のスタッツNo.1】
恐怖に打ち勝った結果が数字に 比嘉真美子がイーグル女王【翔太のスタッツNo.1】
所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita
配信日時: 2017年12月29日 09時01分
鈴木愛の賞金女王、MVPの2冠達成で幕を閉じた2017年シーズン。各スタッツの1位になった選手を今季1年間、青木瀬令奈のキャディ、コーチを務めた大西翔太氏に解説してもらった。
【関連写真】恐怖に打ち勝ったアドレスがこれだ!
最多のイーグル数(アルバトロスを含まない)を叩きだしたのは、今季4年ぶりに優勝した比嘉真美子。去年の3個から激増し、全選手の中で唯一となる2桁の10個を記録した。
大西が着目したのはドライバーショットの回数が増えた点。2015年から昨年の中盤にかけてのスランプ時にはティグランドでフェアウェイウッドを握ることも少なくなかったからだ。ドライバーを握った方が距離が出て、イーグルを奪いやすいのは、火を見るよりも明らかである。
「悩んでいた2015年とか16年の前半は正直、クラブを無理やり振ってる感がありました。曲がることが怖がり、気持ちで負けてしまっていて、それでも“振らなきゃ”とスイングしていたように思います。フェアウェイウッドでも怖がってるような打ち方をしていましたが、まだドライバーよりはマシだったのかもしれません。その結果のクラブ選択なっていたのでしょう」
ジュニア時代からドライバーを得意クラブとしてきた比嘉が、どれだけドライバーを振ることを怖がっていたのか。それが分かるのが2015年の「ファイナルQT」。コース幅が全体的に狭く千葉県の中でも難易度の高い名門のコース・紫カントリークラブで行われたスコアを崩すことが許されない戦いで、比嘉はセッティングからドライバーを抜いた。結果として18位に入り、来季の出場権を得たがどれだけ苦渋の決断だったかは想像に難くない。
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最多のイーグル数(アルバトロスを含まない)を叩きだしたのは、今季4年ぶりに優勝した比嘉真美子。去年の3個から激増し、全選手の中で唯一となる2桁の10個を記録した。
大西が着目したのはドライバーショットの回数が増えた点。2015年から昨年の中盤にかけてのスランプ時にはティグランドでフェアウェイウッドを握ることも少なくなかったからだ。ドライバーを握った方が距離が出て、イーグルを奪いやすいのは、火を見るよりも明らかである。
「悩んでいた2015年とか16年の前半は正直、クラブを無理やり振ってる感がありました。曲がることが怖がり、気持ちで負けてしまっていて、それでも“振らなきゃ”とスイングしていたように思います。フェアウェイウッドでも怖がってるような打ち方をしていましたが、まだドライバーよりはマシだったのかもしれません。その結果のクラブ選択なっていたのでしょう」
ジュニア時代からドライバーを得意クラブとしてきた比嘉が、どれだけドライバーを振ることを怖がっていたのか。それが分かるのが2015年の「ファイナルQT」。コース幅が全体的に狭く千葉県の中でも難易度の高い名門のコース・紫カントリークラブで行われたスコアを崩すことが許されない戦いで、比嘉はセッティングからドライバーを抜いた。結果として18位に入り、来季の出場権を得たがどれだけ苦渋の決断だったかは想像に難くない。