石川遼に何が起こっているのか、田島創志はこう見る
先週に開催された「ダンロップフェニックス」で国内ツアー復帰6戦目にして初となる予選ラウンド通過を果たした石川遼。3日目には国内復帰後初のアンダーパー。最終日には国内復帰後初の60台、“69”をマークした。フェースローテーションを抑えた新スイングに改造中の石川。最終日に「ショットの内容はまだまだ」とコメント、完全に納得のいくものには仕上がっていないが、ようやく戦える態勢は整ったようだ。
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今季、JGTO(日本ゴルフツアー機構)のコースセッティング・アドバイザーを務め、11月頭の「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」からダンロップフェニックスまで3戦に渡り石川のプレーを見た田島創志は「試合に入っていけるモードになったみたいですね」と状態は良くなっていると話した。
先週は、頭が前後に動く点を改善した石川。田島曰く、「身体が開くと頭が後ろに動きますし、手元が浮きます。彼は手元を浮かさずに、フェースローテーションを使わず身体の回転だけで打ちたいでしょうから」。ここを気づいて身体の開きを修正できたのは大きな一歩だろう。
田島は続ける。「彼はすごく器用なタイプ。でもその器用さを消してまで、これからの10年間のためにスイングを作ろうとしている。彼は昨年、ゴルフができなくなるかもしれないような腰の状態だった時期がありますよね?それでもアメリカで戦いたいから、勝ちたいから、なんとかしようとしている。今までのスイングでは戦えないと強く思うからこそ、スイング改造に踏み切ったんです」。安定感を追い求めるだけでなく、身体への負担も考え10年以上先を見据えた改造。だからこそ、5戦連続で予選落ちを喫してまでも試合の中で挑戦を続けているのだ。
「スイングの評価なんてものは結果が出ればつくものですから、今は彼が手ごたえを感じていることが大事。プロとして戦う上で、自分が納得してやるのが一番大事なことなんですよ」。また、石川はメディアを通して多くの言葉を発しているが、「彼と少し話しましたが、彼が本当にやろうとしていることを話したところで、一般の方には分からないと思います。記事にすることも難しいのでは」と田島。スイング改造は本人や同じプロにしか分からない“感覚”の部分も含まれているのだろう。
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