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【WITB】モンスターコースを制したH・W・リューの粘りと開き直り

2017年09月05日07時51分

リュー、難コース富士桜で粘り勝ち

 

リュー、難コース富士桜で粘り勝ち(撮影:鈴木祥)

富士山もくっきりと姿を現す快晴の最終日。1アンダースタートのH・W・リュー(韓国)は13番までパーを重ね、その後2バーディを奪取。また、最終組のハン・スンス(米国)も、ボギーを2つ先行させながら14番、17番のバーディで取り戻し、この日をイーブンでまとめる。また、“65”の大爆発を見せた小平智。結果、この3名が3アンダーの同スコアでプレーオフへ突入。

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18番(465ヤード・パー4)で行われたプレーオフ1ホール目。2打目で飛ばし屋のハンス・ハンと小平に30ヤード以上置いて行かれたリューだが、グリーン奥のバンカーに外しつつもナイスリカバリー。2メートルのパーパットを決め、2012年の「コカ・コーラ東海クラシック」以来となるツアー通算2勝目を挙げた。

今季韓国人選手として初の優勝。「今日はスコアを思うように伸ばせず、優勝できると思っていなかったので不思議。でもうれしい。プレーオフでは入れてはいけないグリーン奥のバンカーに入って“終わった”と思ったのですが、運任せのバンカーショットがうまく寄ってくれました。カップをすぎて止まったので、返しのパットのラインが見えていたのがラッキーでした」(リュー)。

しばらく優勝から遠ざって自信を喪失し、ホームシックにも陥り精神的につらい時期もあった。しかし「この優勝でまた前向きになれそう」と笑顔で話す。リューは飛距離がさほど出るタイプではないが(平均283.45yで80位)、堅実なショット(FWキープ率が24位、パーオン率が23位、パーキープ率19位、平均パット26位)で粘りのゴルフが信条。

中でもサンドセーブ率は20%の114位と、苦手のバンカーだけに“終わった”“運任せ”との表現になったのかもしれない。7,566ヤードのパー71というモンスターコースを制した要因は、最後の“開き直り”のバンカーショットの成功だが、大会を通して高いパーオン率(6位)とパーキープ率1位という持ち味の“粘り”を存分に発揮したからだろう。

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