「打率2割5分でいい」宮本勝昌は一振りにかけて2打差で最終日へ | ALBA.Netのゴルフニュース

＜パナソニックオープン 3日目◇22日◇千葉カントリークラブ 梅郷コース(7,130ヤード・パー71)＞

この日コースレコードタイ“63”を叩きだした堀川未来夢のようなビッグナンバーはないものの、“68”“69”“68”と3日間着実にスコアを伸ばしてきた宮本勝昌がトータル8アンダーでフィニッシュ。首位と2打差の5位タイにつけた。

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この日は前半を終えた時点でトータル9アンダーで単独首位に浮上。ボードは見ていなかったが「上位にくっついているだろうとは思っていた」とバックナインのさらなる浮上に向けて気合いを入れなおした。「でも、人間その気になっちゃいけないね…。人間っていうか僕か…」。後半はショットが乱れて2つボギーを叩くなど失速。「悔しさの残るホールが多かった」と唇をかんだ。

それでも、高い水準で我慢を重ねて上位をキープした。上位にいるのはショット力に定評のあるハン・ジュンゴン（韓国）と鉄人プラヤド・マークセン（タイ）、勢いに乗る堀川、そしてPGAツアーでもまれる岩田寛と実力者ぞろいだけに、最終日こそチャージが求められる。

「僕は4日間で1日ビッグスコアが出ればいいと思ってやっている。打率2割5分でいい。それが日曜に来てくれれば」。爆発力には定評のあるベテランスラッガー。最終日の一振りにかけた逆転ホームランで驚かせたい。