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石川遼が覚えた既視感 正体は「遼のチャレンジ」にあり

2016年10月04日08時18分

田島の言う“遼のチャレンジ”とは、国内下部チャレンジトーナメントの「石川遼everyone PROJECT Challenge Golf Tournament」のことである。石川が米国PGAツアーに本格参戦をスタートさせた2013年から今年で4年目の開催で、ジュニア時代に腕を磨いたロイヤルメドウGCを舞台にグリーンの改修からティグラウンド、ピンの設定、運営にいたるまで石川がプロデュースを手掛けている初のトーナメントだ。

25歳ながらプロ10年目のキャリアを持つ石川がゴルフ界への恩返しの意味も込めてスタートさせたこのトーナメントでは、各ティグラウンドに設置されたドリンクボックスなど下部ツアーでは異例ともいえる高いホスピタリティも含め、石川の経験を踏まえた取り組みもいくつか行われている。田島が感銘を受けた厳しくも選手目線で意図を持たせたティグラウンドの設定とピンポジションは、そのひとつ。

「ティグラウンドとピンポジションで選手に“こういう球で打ってこないと寄りませんよ”“こういう球が打てる人は寄りますよ”とかいろんな球を求めるティとピンにしたい。カップ周辺の傾斜もそうだし、セカンド地点から見たときの景色も重要。例えば意外と左から“6”あるのに、“6”あるように見えないという、セカンド地点での見え方の違いも使いながら設定したい」。すべてPGAツアーで戦う石川自身の経験と、慣れ親しんだコースへの理解に基づくものである。

田島が石川のコースセッティングの特徴を解説する。「プロのセッティングではアメとムチが必要。ただ難しいだけだとプロはボギーを打ちたくないからピンを狙わなくなり、ギャラリーも面白くない。遼のセッティングは3Wでフェードをかけて、とか、後ろから戻してとか想像力をかきたてられる。アメリカで戦う人らしい。PGAはセカンドの距離からカメラにどう映るかまで計算されているからね。難しいけど、ピンを狙いたくなる位置。こういう球を打たせたいんだなってイメージできる。“攻めさせられるピンポジ”とも言えるかな」

いわゆる2軍戦での取り組みではあるが、下部ツアーで戦う選手たちがいずれレギュラーツアーに打って出る土壌を考えれば、石川が取り組む足元のレベル向上がそのまま日本ゴルフ全体の向上につながるのは言うまでもない。いたずらに難しくするのではなく、様々な球筋を求めるセッティングは出場する選手の意識を確かに変えていく。

田島が設定した、石川遼チャレンジのエッセンスをまじえた「RIZAP KBCオーガスタ」のピンポジションは出場選手からも好評を博したという。優勝した石川自身が、日本ツアーにまき続けてきたタネが結んだ成果のひとつでもあった。

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