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【舩越園子コラム】涙の全英惜敗も長いドラマのほんの一部

2015年07月22日17時56分

最終18番のバーディパットを決めていればプレーオフに進めていたジェイソン・デイだが、無情にもカップに届かず(撮影・岩本芳弘)

 

最終18番のバーディパットを決めていればプレーオフに進めていたジェイソン・デイだが、無情にもカップに届かず(撮影・岩本芳弘)

 悪天候で進行が乱れ、大荒れだった今年の全英オープン。いろんなことが起こった5日間は長かった。だが、本当のドラマはもっと長くて壮大で、セント・アンドリュースで見たものは、その一部。ずっと以前から始まり、まだまだ続いていく長編ドラマのほんの一部だったのだと思う。

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 初日から人々の視線を集めたのはメジャー大会でお馴染みの顔ぶれだった。今年のマスターズ全米オープンを制し、メジャー2冠になったジョーダン・スピース。メジャーで勝てそうで勝てず、だからこそメジャー優勝を渇望しているダスティン・ジョンソン。6月の全米オープンで最後まで勝利を競い合った2人が、この全英オープンで同組でまわりとなり、揃って好発進した様子は、まさにドラマの「つづき」だった。

 スピースとジョンソンは、しばしば肩を並べ、言葉を交わしていた。だが「全米オープンの話はしなかった」とスピースは言った。それは、勝った男が負けた男にひっそり見せる気遣い。目前まで迫ったメジャー優勝を、あと一歩で逃してしまう悔しさを知っているスピースだからこそ、自然に滲み出た優しさだった。

 ジョンソンのメジャー惜敗は、どうしてこんなにも続くのだろう。首位を快走していたのに大崩れしたペブルビーチ。72ホール目にバンカーをバンカーと認識できず、ソールして罰打を食らい、プレーオフ進出を逃したウイスリングストレイツ。先月のチェンバーズベイでは72ホール目に3パットした瞬間、掴みかけていた優勝をスピースに譲る形になった。「チェンバーズベイでは落ち込んだわけじゃない。僕はすごくいいプレーをした。あのグリーン上では、僕が目論んだコロがりではなく、グリーンが目論んだコロがりをした。だから僕にはコントロールのしようが無かった。それだけのことさ」。 

 気持ちを切り替えてセント・アンドリュースに挑み、首位発進を切った。だが決勝ラウンドでは75-75と崩れ、フェードアウト。緊張と集中の糸がひとたび切れたら、転げ落ちるのは早い。この先、彼にはどんなドラマが待っているのか。惜敗をまだまだ繰り返すのか、それともいつかは報われるのか。

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