タイガー・ウッズと並ぶ最多勝利数を挙げた伝説のゴルファー【きょうは誰の誕生日?】
きょう5月27日は、タイガー・ウッズ(米国)と並ぶ米国男子ツアー歴代最多勝利記録「82勝」を誇るサム・スニード(米国)の誕生日。ベン・ホーガン、バイロン・ネルソン(ともに米国)らと同じ1912年生まれで、数々の記録を打ち立ててきた偉大なゴルファーだ。
これが一番入る!? サム・スニードの「サイドサドルスタイル」【写真】
米国・バージニア州生まれ。父が勤務するコースで、キャディとして働きながら腕を磨いた。プロ入り後、1936年に初優勝を挙げると、翌年から勝利を重ねていった。メジャーでは1942年の「全米プロゴルフ選手権」を皮切りに、全米プロ3勝、「マスターズ」3勝、「全英オープン」1勝を挙げている。だが、「全米オープン」は2位が最高位で、キャリアグランドスラムは逃している。1950年には、年間11勝をマーク。これはネルソンの18勝、ホーガンの13勝に次ぐ大記録だ。
1965年までの30年間に挙げた勝利数は82勝。2019年にウッズが「ZOZOチャンピオンシップ」で勝利し、現在は最多記録で並んでいる。1974年にゴルフ殿堂入り、1979年には「ウェストチェスタークラシック」で、当時の史上最年長予選通過記録(67歳2カ月21日)を更新している。
スニードのスイングは「美しく流れるよう」、「絹のような滑らか」と評され、ドライバーの飛距離は「300ヤードを超えていた」とも言われている。一方でパットには悩まされ、1960年代には1メートル程度のショートパットがまったく入らなくなった。今でいうイップスだろう。
そこで編み出したのが、クラウチングスタイルのパッティングフォーム。カップに対して体を正対させてラインをまたいで構え、両足の中心にあるボールを打った。パットの調子は上向いたものの、これはルール違反ということで禁止に。そしてたどり着いたのが、「サイドサドルスタイル」と呼ばれるパッティングフォームで、カップに体を正対させ、ボールをまたがずに体の右サイドで打つ。現在の長尺パターの持ち方に似ていて、左右の手の役割がはっきりするため動きがシンプルになり、パットの悩みから解放されたという。
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