金谷拓実がプロアマのグリーン周りで感じること「SWではなくPWを持つ人のほうが安心」
金谷拓実が20年10月にプロ転向してから1年とちょっと。ツアーでプロアマを回ったり、契約先とのラウンドも何度か経験した。金谷自身はグリーン周りで60度のサンドウェッジ(SW)を使うアプローチがメインだが、90〜100くらいのスコアで回るお客さんとのラウンドでは「ピッチングウェッジ(PW)を持つ人のほうが安心して見ていられる」という。
PWを使ったアプローチのポイントを金谷が解説【連続写真】
「やっぱりSWはロフトが寝ている分、振り幅が大きくなるし芯に当たる確率は下がります。PWだと同じ距離でも振り幅が小さくなるから、結果的にミスが少なく寄るんです」。ツアープロが試合で回るコースのグリーンは硬くて速い。SWでスピンを利かせないと、ピンの近くには寄らない。でも一般ゴルファーがそれを真似ると、大ケガをしやすいのだ。そもそも、トーナメント並に難しいセッティングで営業しているコースはあまりない。
金谷自身は「グリーン周りでPWを使ったことがない」と笑いながらも、ミスが少ない打ち方を教えてくれた。「ボール位置は真ん中で、クラブを短く持ってボールの近くに立つ。そうすると上から鋭角にボールをとらえられるので、ミスが少なくなるんです」。ボールの近くに立って構えた金谷のアドレスを後方から見ると、手元と太モモの隙間はほぼない。
普段あまり練習しないアマチュアは、パンチが入って大オーバーすることもある。金谷は目線の使い方を指摘する。「アプローチで近くに寄せようと、ピンばかり見ていると目線が上がって思ったよりも上がってしまったり、飛びすぎてしまうことがあります。グリーンエッジに落とすくらいの気持ちで、目線を低くするのがポイント。遠くを見るのではなく、ちょっと先のエッジを見てください。そうすると勝手に振り幅も小さくなって簡単に当たります」と教えてくれた。確かにアマチュアはピンばかり見て、落とし場所の意識がおろそかになりがちだ。
PWはSWよりロフトが立っているのでボールが低く強く飛び出す。たとえグリーンの手前に落ちたとしてもピンに寄っていってくれる。最後に金谷は「プロはSWだけどアマチュアの方にはPWで打ちましょうって、なんだか上から目線で偉そうじゃないですか?」と心配していた。(取材協力:太平洋クラブ八千代コース)
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